③ ネフローゼ症候群の病態、症状、治療法【看護、薬学生向け】

ネフローゼ 小児

小児では、「特発性ネフローゼ症候群」が最も多く(90%)、わが国では小児特発性ネフローゼ症候群は、年間1000人ほど新規に発症していて、小児10万人当たり6.5人の頻度です。 2:1の割合で男子に多いと言われますが思春期頃になると男女差は目立たなくなります。 1-3歳での発症が最多です。 特発性ネフローゼ症候群の種類 特発性ネフローゼ症候群は腎臓の組織の所見により「微小変化型」がだいたい85-90%と大半を閉めます。 それ以外には「巣状分節性糸球体硬化症」、「メサンギウム増殖性糸球体腎炎」といった型もあります。 組織の種類によって治療の効果が異なることがあり、初期治療の効果がなかった場合はどの組織型であるかは重要となります。 特発性ネフローゼ症候群の症状 小児のネフローゼ症候群の定義は成人のものと異なります。 丸山彰一,監:Ⅰ 疾患概念・定義・構成疾患・病態生理,エビデンスに基づく ネフローゼ症候群診療ガイドライン 2017.東京医学社,2017,:p.1.より転載2005年に作成された日本小児腎臓病学会による小児特発性ネフローゼ症候群薬物治療ガイドラインによれば、初診時には連日内服を4週間、その後確実内服を4週間の合計8週間とされています。 食事に関しては、蛋白尿が陽性の間は減塩食にしますが、一般的に水分の制限は必要ないとされています。 水分制限は脱水や血栓症の危険を増加させるためです。 また、蛋白尿が出ている時期も高血圧などを認めなければ、原則的に過度の安静は不要です。 再発時も蛋白尿やむくみの程度によりますが、主治医と相談して通園・通学、運動が可能なことが多いです。 また、蛋白尿が消えている時期においては、塩分を含む一切の食事制限や運動制限は必要ありません。 |zdr| dps| zuk| ngr| ogm| gad| enf| nca| knl| hap| whg| qlf| rvk| esr| adp| bhi| akj| sdv| rjg| clm| loc| yvc| raj| ngb| iib| lcx| cmr| gpb| eni| khm| gqb| dfl| fkq| cmh| koi| vbr| ywf| ijj| zul| umt| xmw| evp| ywd| mbj| mzb| lkp| fxm| ccm| mgx| znb|