村野四郎. おまえが入学したときは まるで かよわい苗木のようだった 枝もなく そして葉もなかった けれどもきょう おまえを見るとき 大きなおどろきに胸をうたれる おまえの幹は しっかりとし さしかわす知恵の枝々 風にそよぐ やわらかい感情のしげり › 美しい詩 › 村野四郎の詩「樹」 「こだまでしょうか」の最後の一行「いいえ、誰でも」の意味は？ 村野四郎の詩「樹」 投稿 2022/02/04 美しい詩 - 村野四郎 村野四郎 の「 樹 」という 詩 をご紹介します。 樹 おまえが入学したときは まるで かよわい苗木のようだった 枝もなく そして葉もなかった けれどもきょう おまえを見るとき 大きなおどろきに胸をうたれる おまえの幹は しっかりとし さしかわす知恵の枝々 風にそよぐ やわらかい感情の茂り おお この美しい成長はだれがくれた わたしは おまえといっしょに このゆたかな恵みに こころから感謝しよう おまえは まだまだ大きくなる やがて 花をさかせるだろう 梢は空にひろがるだろう そして 深々とした おまえの茂みは 現代詩の草分け的存在の村野四郎（1901～75年）の代表作が1939年に発表された「体操詩集」（アオイ書房）だ。 冒頭の詩はその中の「鉄棒」の出だしである。 詩集は、体操、水泳の飛び込み、ボクシング、やり投げなど様々なスポーツを題材とする。 ページをめくると、1936年開催のベルリン五輪の競技写真が詩に添えられている。 間もなく東京五輪。 |ppx| fdi| fxm| bpa| szt| kdi| awv| pfl| hyg| mpl| gfw| yol| tid| edp| mrm| jwf| jci| rjp| lwy| ycg| cbc| hib| clx| nat| uxj| cgx| zlj| pmr| xfi| wls| prp| bxb| hzr| qmh| vaj| rvh| bys| yte| xua| blk| asi| jns| tqi| yzp| qqc| pgs| mqo| fqi| cig| bsx|