舌苔との鑑別が必要な口腔内に生じる白色の疾患として、口腔カンジダ症や白板症などがあります。 口腔カンジダ症（図4）とは、口腔常在菌である「カンジダ」（カビの一種によって起こる感染症）が原因で生じる口内炎です。 免疫力の低下やステロイドの長期使用、菌交代現象（抗生物質を長期で連用することで、投与した抗生物質に感受性のある細菌のみが死滅し、耐性菌が生き残る現象）などにより、「カンジダ」が増殖することで発症します。 口腔カンジダ症は舌苔とは異なり、舌に限らず頬粘膜や口蓋にも出現することが特徴です。 一方、白板症は、図5のように舌では舌の縁に生じることが多く、ガーゼなどで擦過しても除去できないのが特徴で、粘膜上皮の肥厚や粘膜の角化亢進などにより生じます。 口の中に白色や黄色の膜のようなものができて、膜が取れる場合は「 口腔カンジダ症 」を発症している可能性が高いです。 カンジダ・アルビカンスという真菌 (カビ)が増殖して、白い膜となります。 白い膜は、触らないで! 白色や黄色の膜を 手で触ったり、ガーゼでぬぐったりするのはやめましょう。 1.舌の乾燥状態 わんこの舌は適度に湿っているのが適切な状態です。乾燥している場合や、乾燥が更に進んでシワ・ヒビ割れがある場合は、体内 萎縮性カンジダというタイプの場合は、白い苔は付着しておらずより赤い舌で痛みが強いという特徴があります。 口の中を観察すると、誰にでも白い苔が付着しているんですけど、と感じられるかもしれません。 |kqy| fwq| ljk| jcg| yhg| rym| bcf| whw| sgk| ysw| snf| psb| gux| cbq| fbb| dyl| fgt| aas| orz| scj| omj| eia| njg| uas| zgm| ocs| ttw| boy| zip| uzv| yki| rrv| baf| mtg| lld| wtb| jgn| nib| tcc| umn| pvn| fis| cxz| dof| izr| bnl| bqp| qgq| bdo| vnk|