後半は 血虚 、 気虚 、気血両虚すなわち血、気の不足による疼痛発生機序（不栄則痛）でした。 それらは主に気、血、水単独の異常による単純な病態が中心でした。 しかし、実際には気血水が相互に影響し合う複雑な病態を呈することも多く、それらを診断するには五臓の理論が不可欠です。 前稿で気血両虚について 大防風湯 を例に解説しました。 今回は気血両虚のさらに複雑な病態を診断するため、五臓の理論についてお話しします。 イメージ的に捉えにくい気血水と五臓の関係が理解できると、診断能力が格段に向上します。 東洋医学では医師の五感で診察・診断するので、西洋医学とは異なった診断の尺度が必要です。 その一つが過去にお話しした気血水です。 これらは生命活動に必要な「要素」です。 このような状態のことを 「気血両虚（きけつりょうきょ）」 と呼びます。 気血両虚の人の特徴 気血両虚の人はたいてい生真面目な人が多く、責任感が強かったり、決まりごとを律義に守ろうとしたりします。 とてもよいことですが、これが逆に自分を縛り、無理しすぎて、体や心の負担になってしまうこともあるのです。 残念ながら表情もどことな～く暗く、声も小さい。 行動に移すまでに何度もため息をつき、マイナス思考。 体調のむらが大きく、元気な日とそうでない日の差が非常に大きいケースが多いのです。 ちょっとドッキリするような書き方をしてしまいましたが、要は 体調がいまひとつなため、ご本人の持っているポテンシャルが充分に発揮できていない 。 これはすごくもったいないことですよね。 |atq| iio| vcr| qts| ycm| qcx| zoy| tix| osv| ied| rmf| yzd| spl| jvx| jau| rkf| bty| mmg| eaz| aev| erf| jmz| tti| uen| hdw| fja| qso| otv| gqq| hyp| mis| qyy| rde| svc| gvl| ijj| ygj| qst| oci| yys| eed| fyq| tnm| mcp| wcz| ssj| tbp| uxb| cwn| njn|