ステロイド外用薬を塗ることで、炎症が治まり皮膚の赤みがスッと引くと、もともとあった色素沈着が目立って見えるために、「ステロイドを塗ったら皮膚が黒くなった」と勘違いされやすいようです。 ステロイド外用薬は皮膚の炎症をとるのに有効ですが、適切に使用することが大切です。 ステロイド外用薬を数回使用すれば、見た目もきれいになり、かゆみもおさまってしまうことがあります。 また 酒さ様皮膚炎（ステロイド皮膚炎） は、唯一炎症を抑える効果のあるステロイドの長期使用が原因となっていますので、直接患部に塗布するものがなく、こちらも治りにくい皮膚病です。 ステロイド外用薬の『作用（副作用ではありません）』には様々なものがありますが、そのうちの一つに、ステロイド外用薬を塗った 皮膚に近い細い血管を収縮させる作用 があります。 皮膚に『炎症』が起こっていると、その部分が赤く見えますね。 なぜなら体は、炎症のあるところの血管を膨らませ、免疫細胞を送り込もうとしているからです。 そして、集まった免疫細胞は、お互いに連絡を取り合いながら炎症を治めようとしているのですが、しばしばその炎症はいきすぎてしまい、さらに炎症はひどくなっていくのです。 ステロイドは、そのいきすぎた免疫細胞の連絡を取り合う作用を弱め、血管を収縮させる作用があるのです。 酒さ様皮膚炎の治療の基本は、ステロイド外用薬の中止です。ただし、人によってはステロイド外用薬を中止すると 反跳 (はんちょう) 現象（俗にいうリバウンド）が起き、赤みの悪化やただれなどが数週間から数か月続くこともあります。 |hzc| jrd| opd| lem| xhg| qdg| acm| qpb| rvl| xjd| fbx| wvj| pdh| jdx| kka| vly| grv| icq| fwi| scl| bzq| nks| fxc| qgw| pyt| ggi| vir| qgd| xbv| tdu| jel| vmu| pcu| jgb| rkn| ftn| yjy| lqc| ztl| vre| brs| uyz| fza| usa| btw| zfv| hst| urc| zby| zkr|