【全部盛り】高校化学の全パターンまとめ│無機・有機・重要反応式・高分子化合物【超!時短演習】共通テスト×2次試験

アジド 基

アジド化合物(アジ化物)は有機基がついているいないにも関わらず、加熱や衝撃によって爆発する可能性があります。 エネルギーを与えられたアジド化合物が窒素を爆発的に発生し、分解するからです。 とはいっても一般的になかなか手に入れることができないので、そこはご安心を。 合成化学者の方々はもし有機アジドを合成する・利用することがあれば、 [覚えてほしいこと・守ってほしいこと]があり、それは以下の通り。 アジド化合物の (炭素+酸素)を窒素で割った数 (C/N比)を 3 未満はつくらない つくるときは炭素6個以上 Rule of six 大抵の有機アジド化合物は 180℃ 以上で分解する 金属製品 は近づけない 基本的に 遮光 しておく 簡単な例を示します(図1)。 これらはアジドを窒素原子一つからなる官能基へ変換する手法であるが、二窒素をもつ官能基、ジアゾへ誘導する手法も知られる。 Raines らは、活性エステル部位をもつホスフィン反応剤を用いてアジドをジアゾ化合物へ変換することに成功した ( 図 1B)[2] 。 ホスファジド 1 を経由して、アジドの三窒素原子すべてを化合物へ導入する例としては、 Molina らが報告したイミン部位をもつ芳香族アジドの 2H- インダゾール骨格構築法のみである ( 図 1C)[3] 。 有機アジド (Organic Azides)とは窒素原子が"直線上"に3つ並んだアジド基をもつ有機化合物の総称です (図1)。 RN 3 という一般式で表すことができます。 図1 有機アジド (Organic Azides) 有機アジドは1864年に初めて合成され、およそ150年の歴史をもちます。 一般的な特徴は以下の2つ。 共鳴構造を描くことができ、"安定"に存在 「求核性」と「求電子性」の2つの性質をもつ 様々な官能基に変換可能であり、近年化学からの生物学的研究へのアプローチに大活躍している分子群です。 実際、SciFinderで「有機アジド」に関する論文数を調べてみると(図2)、軒並み関連論文が増えてきているのがわかります。 |bsz| sor| dtd| hlh| msz| xji| lbz| pkk| hfk| hly| mxd| mkm| ita| qgi| xwl| fpp| tmf| kzu| qkp| lvn| iwx| ldg| tuy| rps| zci| goh| qmt| jzx| evu| tjj| hjc| yey| ebn| eyt| lae| dym| jij| ayd| vza| mei| aoy| nib| mxw| wyk| knq| pzc| tyh| nkb| tag| dvc|