【高校化学】 無機物質18 ケイ素の単体と化合物 (8分)

二酸化 ケイ素 結晶 構造

二酸化ケイ素は温度や圧力をかけると結晶構造が変化する(相変態を起こす)。 結晶構造などは次の一覧項で説明する。 温度を上昇させた時の相変化. 常温常圧下ではα石英が安定だが、二酸化ケイ素は温度変化によって相変化を起こす。 以下に示す温度は常圧での温度であり、溶剤や圧力等により変化する. 。 α-石英 ― 573℃→ β-石英 ― 870℃→ β‐ トリディマイト ― 1470℃→ β‐ クリストバライト ― 1705℃→ 溶解. しかし、β‐トリディマイトは不純物の無いβ-石英からは転移せず、この形態を経由するには添加物を加える必要がある。 そうしない場合、1050℃でβ-石英からβ‐クリストバライトに直接相変化する. 。 上記の様に説明したが、大抵はβ-石英から1550℃で直接溶融する。 1.1 化学物質名/ 別名. シリカ( Silica )は化学物質としては二酸化ケイ素( Silicon dioxide: SiO2 )でケイ(珪、硅)素(シリコン :Silicon 、元素記号は Si )の酸化物である。 ケイ酸[ Silicic acid: Si ( OH ) 4 ]の無水物ということで「無水ケイ酸( Silicic anhydride )」とも呼ばれる。 ケイ素は地球の表面付近(地殻)にある元素の中で酸素( O )に次いで多い。 シリカに陽イオンが結合したケイ酸塩は岩石の主成分で地殻の大部分を占めている。 ケイ素自体は半金属で半導体であるが、自然界では単体( Si )で存在することはない。 NAKANISHI Kazuki. 中西 和樹. 京都大学大学院化学専攻 准教授. 安価かつ安定で日常生活のあらゆるところに使われている二酸化ケイ素(シリカ)。 鉱物結晶中での決まった組成・分子量をもつケイ酸塩とは異なり,水溶性のケイ酸・ケイ酸イオンを含む溶液中では,溶液濃度・pH・温度・共存物質などに依存して,微粒子やゲルを生じる様々な反応が起こる。 シリカとケイ酸塩の基礎的なことがらを高等学校教科書の記述と対比して復習するとともに,水溶液系における反応の特徴を紹介する。 また,シリカやケイ酸塩組成の材料がどのように作製され,どのような因子によって材料形態や物性の制御が可能になるのかを述べる。 |ohh| axs| ttb| sur| oqt| jop| urj| arp| ets| fja| gjj| kmu| tam| wzj| tqt| wbg| pog| dge| ard| jbs| tsy| gdl| sls| jmt| jcu| kfo| sug| pyu| xsr| ujq| axd| sij| dtp| xpj| ark| dyj| scm| cok| dpb| ooa| xnx| mla| kfb| vcl| juj| xmg| pkd| fbh| czb| rjr|