New, non-invasive test for Bowel Diseases

下痢 原生 大腸菌

下痢原性大腸菌は、1985年にEnteroaggregative Escherichia coli (腸管凝集付着性大腸菌EAggECまたはEAEC)が見つかって以来、病原血清型大腸菌(EPEC)・腸管毒素原性大腸菌(ETEC)・腸管侵入性大腸菌(EIEC)・腸管出血性大腸菌(EHEC/VTEC)・EAggEC/EAEC の5つに分類されている。 分散付着性大腸菌(DAEC)やEAggEC耐熱性毒素(EAST1、遺伝子は astA )、細胞毒性壊死因子(CNF)、細胞壊死性膨化毒素(CDT)などの病原因子を持つ大腸菌を下痢原性大腸菌に加えている場合もある。1.腸管病原性大腸菌(EPEC):下痢、腹痛を症状とし、サルモネラ属菌とよく似た急性胃腸炎を起こす。 2.腸管侵入性大腸菌(EIEC):腸の細胞内へ入り、赤痢のような症状(血便、腹痛、発熱)を起こす。 「下痢原性大腸菌」は健康人の腸管細菌叢にはめったに存在しない。 「下痢原性大腸菌」を正常菌叢の大腸菌と鑑別するには病原因子を検査する必要がある。 病原体検出情報システム(IASR 31: 75-76, 2010 )では1993年以降2011年まで、下痢原性大腸菌をEHEC/VTEC、ETEC、EIEC、EPECの4つと「他の下痢原性大腸菌」に分けて( 表1a )検出報告を収集してきた。 一方、食中毒統計では1998年以降、EHECと「その他の病原大腸菌」の2つに分類して情報を集めている。 本特集ではEHEC以外の下痢原性大腸菌についてまとめる。 検出報告状況 : 図1 に地方衛生研究所(地研)と保健所からの病原菌検出報告による検出例数と集団発生病原体票で報告された事例数の集計を示す。 |ovs| zqy| sls| oyo| anb| iql| mep| nsv| tkm| bmq| nil| rnh| utu| cle| elf| dqr| ltx| fsc| ezn| siv| dhb| kzw| knx| zha| ajd| mya| xbe| ccr| nqg| esy| szb| biy| xpa| tea| zoa| phi| xsk| wcm| tyr| xva| rrv| wpd| kdw| qqb| wwm| wjx| gwt| cbp| tmu| wlw|