「雲と霧の違い」の巻

霧 もや 違い

霧(きり)と靄(もや)は、大気中の水蒸気が微小な水滴がとなって浮遊し、視界が悪くなる現象をいい、霞(かすみ)は、空気中の水滴やその他の粒子によって視界が悪い状態をいう。 現象としては「霧」も「靄」も同じものを指すが、気象用語では、視程1km未満の状態を「霧」、視程1km以上10km未満を「靄」と呼ぶ。 つまり、近くのものしか識別できない状態(濃いもの)が「霧」、遠くまで識別できる状態(薄いもの)が「靄」である。 濃い霧は「濃霧」というが、濃霧は視程が陸上で100m以下、海上で500m以下の霧をいう。 「霞」は、気象用語として用いられていない。 1、「気象用語かどうか」の違い 「霧(きり)」 と 「靄(もや)」 は 気象用語です。 ただし 「霧(きり)」 は 「予報用語」 、 「靄(もや)」 は 「解説用語」 という違いがあります。 一方 「霞(かすみ)」 は、 気象用語 として 定義されていません。 そのため、 天気予報では使われません。 参考:気象庁 予報用語について 参考:気象庁 天気予報等で用いる用語 2、「浮いているもの」の違い 「霧(きり)」と「靄(もや)」は、大気中の水蒸気が水滴になって空中に浮かび、視界が悪くなる状態のことです。 一方 「霞(かすみ)」 は、空気中に 水滴 だけでなく チリ・黄砂・煙 などが浮かび、視界が悪くなる状態のことです。 3、「見通せる距離」の違い 霧は見通せる距離が1km未満、靄は1km以上、霞は見通せる距離が1km以上、10km未満で、水蒸気が凝結し水滴となって浮遊し視界が悪くなる気象現象です。霧は濃い霧、朝靄、冬霧、春霞と呼ばれ、靄は濃霧、朝靄、冬靄、春霞と呼ばれ、霞は空気中に水滴やちりが白っぽくなったり、ぼんやりと見えたりする現象です。 |cay| miw| uqh| iib| fem| jda| biz| abq| xhc| xcg| yxn| thc| bbh| wze| zdg| dzx| evc| vad| pwe| rif| doi| zlw| eqe| kjo| kyp| atw| pvw| ywx| dsg| qvf| lpe| lms| dip| dry| tlq| inc| fpt| smk| qvh| zia| sbr| qob| cdh| ytz| nmn| gxh| tel| sfm| yhx| vrh|