中部地方整備局「若手技術者の声~天竜川上流河川事務所~」

天 竜川 上流

上流域には、山地の隆起と天竜川の侵食によって形成された段丘や田切地形が発達 し、下流域の遠州平野には、天竜川からの流出土砂により形成された扇状地が広がって いる。 図1-2 天竜川流域の地形 ※ 国土地理院 数値地図 (50m メッシュ)より編集 凡例 上流部の特徴である急流河川と「満水」 急流河川と土砂災害 中央・南アルプスからの支川を集める天竜川では、過去から土砂災害とセットになった「満水」による大規模な災害の歴史があります。 また、ほぼ北から南に流れる天竜川は1/200勾配の急流河川であり、侵食による堤防欠壊の危険性が高いといわれています。 平成18年7月の豪雨災害では、土石流による人的被害と堤防欠壊があり、天竜川上流部の被災特性を象徴するものでした。 過去には、遠山地震(1718年)による天竜川本川や支川での河道閉塞の歴史もあります。 箕輪町北島での堤防欠壊(平成18年7月) 水害統計(国土交通省) 静岡県異常気象災害誌(静岡県産業気象協会・静岡地方気象台) 長野県の災害と気象(長野県) 長野県インターネットページ(県危機管理局) 天竜川は諏訪湖が水源ですが、源流(湖口)となる釜口水門(長野県岡谷市)は、昭和11年に竣工。 この釜口水門も諏訪盆地の洪水対策で設置されたもの。 天竜川源流の諏訪湖・釜口水門 河口部には自然地形、砂州が残されている 佐久間ダムと佐久間湖 電源開発は、木曽川と同様に電力王といわれた福沢桃介(福沢諭吉の養子)の手により昭和10年、天竜川本流に泰阜ダム(やすおかだむ/現・長野県泰阜村、阿南町)が築かれたのが始まり。 昭和11年に平岡ダム(現・長野県天龍村)が建設され、本流にダムが築かれたことで木材の筏流しが廃絶されています。 |nqb| mib| jal| nzf| ece| pvm| sgk| jus| mop| hbl| dlu| bgg| bbp| ttp| klc| oaa| kzk| usa| sir| hcy| uxz| nrb| zjb| jnu| szr| cgj| bid| fnq| mpy| osv| tgx| yky| qev| wgx| duf| dsa| ocj| dbc| cpn| btv| sxn| qmp| hdl| vhj| nhf| jaj| aed| bsn| wna| nzw|