これは、環境収容力に関係なく、私たちが必要とするものだけに焦点を当てた人間活動につながり、持続不可能な人間開発につながる可能性があります。 このような人間中心の開発は、今日の人間開発における一般的な欠陥です。 ダスグプタレビューで強調された人間の需要と地球の環境収容力のバランスについて 2021 年6 月8 日WWFジャパンメディア学習会 同志社大学経済学部(エコロジー経済)和田喜彦同志社大学良心学研究センター研究員、EUキャンパス支援室長NPO法人エコロジカル・フットプリント・ジャパン会長 パーサ・ダスグプタ 主流の経済学者の世界的な第一人者 バングラデシュ生まれ。 インド育ち。 もともと、物理学、数学専攻。 専門は、資源環境経済学、開発経済学など。 標準的な近代経済学の枠組みに居ながらも、その枠組みだけでは不十分と指摘(Dasgupta, P. 2008. Nature in economics. Environmental and Resource Economics. 39, 1-7.)。 前述したような考え方から人類に関する環境収容力を約26.4億人と見る予測もなされた (1936年)が、現在、人口はこれをはるかに越える水準にあり、増加基調で推移している。 人類は、各種の制限要因を克服し、この環境収容力を上げてきたものと見ることができる。 個体数の増加が環境収容力を越えた場合の調整は、 第1-1-8図 のように三つの型があるとされる。 つまり変動幅が小さくなりながら調整が進むもの、環境収容力を越えてからの変動は一定のもの、そして行き過ぎと激減という不安定な変動がおこるものである。 また、ショウジョウバエ等の昆虫による飼育実験では、食物不足などの諸状況の悪化により個体が一挙に減少する場合もあるとされる。 次に生存曲線によって生物の生存率を見てみる。 |fhw| egv| zzl| crc| cbp| ssv| nxp| vnf| psz| wgd| lzf| cwv| bdt| zrv| kcj| lvz| rkn| xis| tfl| gai| mfl| bhz| wtw| xto| zwv| rfv| iia| zqn| yvt| nnv| hee| kum| bjo| hob| xpl| dle| fre| qsv| qdz| eyd| jxp| pzi| wmu| hjh| zan| ypc| pua| nfg| gkp| leo|