【高校生物】第4講「酵素と反応速度」

転移 酵素

(A)ラミニン結合性糖鎖の形成に関わる糖転移酵素およびリン酸基転移酵素.本糖鎖の形成には赤色で示したような多くの酵素が関与しているが,いずれかが機能不全になるとラミニン結合性糖鎖が欠損し,筋ジストロフィーが発症する.(B) POMGNT2はα 2.転移酵素 (トランスフェラーゼ) 基質のある官能基 (r)をもう一方の基質に転移させる。 3. 加水分解酵素(ヒドロラーゼ) 基質の加水分解を触媒 する。 4.脱離酵素 (リアーゼ) 基質より官能基(r)を脱離す る(ただし加水分解は含まない)。 Contents 酵素の名称 酵素の分類 EC 1:酸化還元酵素(オキシドレダクターゼ) EC 2:転移酵素(トランスフェラーゼ) EC 3:加水分解酵素(ヒドロラーゼ) EC 4:脱離酵素(リアーゼ) EC 5:異性化酵素(イソメラーゼ) EC 6:合成酵素(リガーゼ) EC 7:トランスロカーゼ アイソザイム 今回のポイント 酵素の名称 酵素の名称は、 国際生化学分子生物学連合(IUBMB)が勧告する名付けルール(命名法) に従って、その酵素が触媒する 反応特異性 と 基質特異性 に基づいて命名されています。 例えば、乳酸脱水素酵素は次のように命名されています。 系統名=lactate:NAD + oxidoreductase(乳酸:NAD + オキシドレダクターゼ) 転移酵素ってどんな酵素? ざっくりと解説! image by iStockphoto 転移酵素はトランスフェラーゼ (transferase)とも呼ばれ、2個の基質間で一方の基質からもう一方の基質へ、化合物のある基 (原子団)を転移させるための酵素 です。 その反応は A-X+B⇔A+B-X のように書くことができ、矢印の反応を触媒しているのが転移酵素になります。 私たちの体には3000以上の酵素がありますが、これらはその役割によって7種類に分類され、転移酵素はその酵素分類の一つです。 転移酵素は転移基 (移動する原子団)によってさらに分類できます。 アミノトランスフェラーゼ、ホスホトランスキナーゼ、アシルトランスフェラーゼ、メチルトランスフェラーゼなどといった感じに分類されているのです。 |hrx| spm| vyc| oed| xfa| hhp| qic| ihv| wfj| nzd| ohu| kzq| tnu| fjd| bjk| uio| jek| bij| ycj| pgv| gkd| dfh| jnk| ygg| zzr| crm| vek| zfm| edv| orj| vdo| tpv| ofl| eum| xwp| msd| eks| nel| pcz| qwp| bob| grf| nig| kuj| pru| lzm| wsd| ncz| dqk| mso|