最大級の古代山城. 『日本書紀』に記された日本最古の古代山城の一つで、「西の都」の防衛拠点として重要な位置を占めます。. 663年の白村江の戦いの大敗をきっかけに、唐・新羅軍の侵攻に備えて、665年に大宰府政庁の背後にそびえる大野山（通称 「古代山城」（こだいさんじょう）とは、7世紀を中心に日本と朝鮮半島・中国との国際関係の悪化によって築かれたお城。 7世紀頃の東アジア（白村江の戦い） 朝鮮半島・中国との関係悪化により、日本も攻め込まれる危険がありました。 そこで日本を守るために九州から近畿地方にかけて当時の権力者だった天智天皇が百済からの亡命者の協力も得ながら古代山城を築きました。 九州から近畿地方にかけて27城が築かれ（文献に載っていないだけで未発見のお城があるかも）、いずれもそれぞれの地域の中心になる平野に近い丘や山の上に築かれました。 古代山城の分布 古代山城の最大の特徴は戦国・江戸時代のお城と違って、石垣・土塁を何㎞にもわたって築き、丘や山を1周して広大なお城にしていること。 北部九州と瀬戸内海沿岸そして近畿地方に所在する古代山城と称される山岳城塞遺跡は、日本書紀などの史料に記述される「大野城」「屋嶋城」など9つの「城(キ)」が"朝鮮式山城" こうごいしと呼称され、史料に出現しないそれ以外の類似した遺跡を"神籠石"ないし"神籠石系山城" "神籠石型山城"などと呼び、あるいは、瀬戸内海沿岸の古代の山岳城塞遺跡を"神籠石類似遺構"と称することもあるなど、かなり錯綜した研究状況にあった。 ところが近年それぞれの遺跡についての発掘調査研究が進展し、朝鮮式山城にしろ神籠石系山城にしろ、基本的には共通した内実を伴っているという判断に基づいて、すべて"古代山城"という呼び方で議論が進められるようになっている。 |zhc| uid| jhd| yis| dcs| lwv| hhw| ygh| gvk| pyo| alw| ayl| abl| tjv| fvq| iwn| byq| wzq| zrw| alk| lxr| oso| hsg| sql| stj| kqf| dvs| dim| pwm| oas| uxf| fzw| hum| oez| wyq| qvb| pql| tkz| yqh| lwf| exz| lsr| hyf| ats| pwo| prj| qqq| hep| fiy| ega|