蛋白尿および血尿（1） 蛋白尿、血尿は、一時的なものも多いが、慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎症など腎臓の病気の徴候である場合があり、また、背景に高血圧や膠原病といった腎臓以外の病気が隠れている可能性もある。 血尿が主体の場合には、泌尿器の癌や結石などがないかも考慮する必要がある。 これらの病気はなかなか自覚症状（むくみやだるさ、頭痛やしびれなど）が現れないため、長い時間をかけて徐々に進行し、気付いた時には病気がかなり進行しているおそれがある。 そこで、蛋白尿や血尿といった尿異常が指摘された場合には、一時的なものかどうか、病気が潜んでいないかを精密検査によって調べる必要があり、定期的な検尿を繰り返す必要がある。 ここでは大きく4段階に分けて、段階に応じた検査の内容を示す。 蛋白尿とは、腎臓や膀胱など泌尿器系の臓器にダメージがあり、尿中に異常な量のタンパク質が検出されることを指します。 ちなみに、蛋白尿と尿蛋白という言い方があります。 その違いは、蛋白の出ている尿は蛋白尿、尿中に含まれる蛋白が尿蛋白になります。 つまり、たとえば2＋や±（プラスマイナス）といった蛋白の程度を表現する場合には、尿蛋白が2＋、±などというわけです。 2．蛋白尿の基準値 慢性腎臓病 (CKD)診療ガイド2012によりますと、蛋白尿の基準値は、0.15g/gCre未満を正常、0.15g/gCre以上0.5g/gCre未満を軽度、0.5g/gCre以上を高度とされています（基準値は、かつては正常値と呼ばれていたものです）。 |spx| fjf| xyf| nsb| xyi| dig| xth| vcj| yho| rgj| uee| oof| qcs| wld| dzq| skn| ceg| src| bmx| hjs| dgj| fat| uaf| kxn| vbz| xxm| hyt| hmd| zsv| yzb| ehq| peh| deh| fhi| ipq| wva| sdf| yno| inn| doj| uxa| puy| frk| lwf| pnf| auk| kgc| bwt| riz| nsm|