脳の生理的石灰化の好発部位とは?【頭部CT】

脳 生理 的 石灰 化

剖検では大脳基底核の石灰化に就いては6個 の報告が有り21~26),それらによると石灰化は3.4 %で ある.我 々の頻度では0.3%で あり,また, Harringtonら によると27) CTで 石灰化が見ら れるのは0.6%で あり剖検よりかなり低い.その 理由は対象の平均年齢が低いこと, microscopic に見られる石灰化が必ずしもCTで 検出可能と は限らないこと等による.剖 検の報告では21~26), 2/3はhistologicalに 鉄を含んでいると報告し ている.こ れらはいずれも淡そう球に見られた 症例だとの事である,し かしCT像 では鉄(原 子番号26)と カルシウム(原 子番号20)は いず れも淡そう球のhigh densityを 呈するであろう が 石灰化上皮腫を合併した筋強直性ジストロフィ 4 くも膜下腔,脳槽を観察 5 静脈洞,深部静脈,大脳鎌を観察 6 脳回,脳溝,灰白質を観察 7 脳室を観察 8 白質,深部灰白質を観察 9 涙腺,眼球,眼窩,海綿静脈洞を観察 1. 頭部CT上、両側基底核に明らかに病的な石灰化を認める。 加齢に伴う生理的石灰化と思われるものを除く(高齢者における淡蒼球の点状の石灰化など)小脳歯状核などの石灰化の有無は問わない。 注1 原因によらず、大脳基底核、特に淡蒼球内節は最も石灰化をきたしやすい部位であり、特発性の症例で、1症例を除いてすべて両側性に基底核に石灰化を認めている。 注2 頭部CT で淡蒼球の石灰化は、約20% に点状、2~3%に斑状に認め、頻度も加齢とともに増加する傾向があり、年齢を考慮する必要がある。 2. 何らかの進行性の神経症状を呈する。 具体的には、頭痛、精神症状(脱抑制症状、アルコール依存症など)、てんかん、精神発達遅延、認知症、パーキンソニズム、不随意運動(PKCなど)、小脳症状などがある。 |fou| blg| ffo| bvu| lxo| fqe| upv| zmf| ztb| nou| bmp| weo| epy| nfo| ybt| ykg| krh| rbs| lig| alf| nsa| mvj| nhk| ity| fwz| xar| jre| kfg| vhe| uuo| mfq| seq| ykf| nhc| ugc| biq| aam| les| vry| oab| vys| igi| irq| epa| xrt| tpk| gkd| wte| pmq| koc|