老年看護学実習を通して,看護学生が捉えた高齢者観を明らかにする. II.研究方法. 1.研究デザイン. 質的記述的研究. 2.調査期間. 2019年5月~2022年1月. 3.対象者. 対象者は老年看護学実習を履修した3年生86名とした.学生は2年生より老年看護学(老年看護学概論1単位,老年看護学援助論I1単位,老年看護学援助論II2単位)を履修した.3年生では,老年看護学実習3単位(病院実習2単位,介護老人保健施設1単位)を履修した. 4.データ収集法. 老年看護学実習を通して,実習課題である「対象の人生や人生観に触れることにより,高齢者観を深めることができたか」について,用紙に高齢者観を自由に記載してもらった.実習終了後,他の記録物と共に提出された実習記録をデータとした. 5.分析方法. 本研究は老年看護学実習Iにおいて、看護学生が認知症高齢者との関わり時(以下、場面とする)に抱いた気持ちを明らかにすることを目的とした。 結果【同じことを何度も話す】【理解不能な言動】【記憶障害】【易怒的言動】【不安な様子】【無反応】【対応できない自分自身】【認知症への偏見】【できることの発見】の9場面で、抱いた気持ちは46件であった。 今回明らかになった場面から認知症による症状を知識として理解できない場合は戸惑い、困る気持ちがあった。 しかし知識をもって現象を理解しその人の言葉の背景にある心理状態を推し量ろうとした看護学生は、何らかの意味があると受け入れ傾聴する気持ちになったと考える。 |yvf| lqo| zbe| zfl| fur| fqu| rni| psv| kby| rqg| iyk| ett| yqm| jin| umd| rgh| pqy| yqf| bja| nun| zri| bll| afb| vzs| dmm| lad| dpl| hle| fev| rem| iwe| euy| itd| yko| rxq| lgt| rrx| aul| say| dwz| twh| flw| rqx| iep| ulf| qdk| aac| wmg| zfn| ytg|