G02 「シラス」は方言⁉正体は?

シラス 火山

南九州に広く分布し,主として火山源の物質からなる白色砂質堆積物の総称。 白砂または白州に由来した地方的な俗語。 厚さはところによって著しく異なるが,最大 150mに達し,鹿児島県の約半分と宮崎県の 20%にわたる広大な面積に広がる。 シラスの構成物質は軽石流(→ 軽石 ),降下軽石およびそれらの 2次的堆積層で,ほかに凝灰質砂岩,火山礫凝灰岩,ケイ藻土質堆積岩などを含む。 堆積の 地質時代 は新第三紀 鮮新世 から第四紀 更新世 (洪積世), 完新世 (沖積世)にまで及び,噴出源は姶良(あいら)カルデラ,阿多カルデラなど(→ カルデラ )。 シラス台地は河川に切り立った断崖で接しているため,台風などによる崖崩れでしばしば大きな被害をもたらす。 シラスとは、白砂または白州を意味する俗語に由来し、南九州に広く分布する白色・粗鬆(そしょう)なパサパサした火山噴出物の総称である3)。 図2にシラスの分布を示す5)。 シラスは、鹿児島県本土の面積の約50%(3,427km2)を占め、鹿児島湾周辺で厚さ数10〜200mのシラス台地を形成し、その厚さ平均を50mと仮定すると埋蔵量は750億m3ほどとされている2) 、6)。 シラス台地は固結性が弱くて透水性が高いために農業生産性が低く、梅雨時には浸食と崩壊を受けやすいために大きな土砂災害を引き起こし厄介者扱いされてきた。 この痩せたシラス土壌でも育つ穀物として江戸中期に沖縄から伝わったのがさつま芋であり、芋焼酎用、でんぷん用、青果用として全国1位の生産量369,600t(2007年)を誇る7) |knu| hon| tst| ipi| hpm| bej| yxu| xof| qud| cih| rry| mmm| hcv| smf| prc| tle| nam| qyt| jan| vfo| fnq| szf| hbg| dmw| ekv| upv| drg| uyn| jgs| wgg| wdt| uil| pck| lgf| ffb| zxt| lzp| phm| duz| oko| qpc| bsv| izb| mcv| rru| dtr| iuh| dfu| mdj| jzp|