二分脊椎は多様な機能障害,能力低下を示すが,これらはおもに中枢神経の変化に伴う障害,下肢・体幹の運動・感覚障害,排泄にかかわる障害に分けることができる3)(Table 1). 中枢神経の障害の中で,近年高次脳機能の障害が注目されている.知覚統合や視覚認知の障害が日常生活に及ぼす影響は大きく,作業療法や心理学的アプローチが求められている4,5). 下肢・体幹の運動・感覚障害は,下肢の筋力低下と変形・拘縮,側弯・後弯などの体幹変形を通じて座位や移動の障害につながる.これらの障害は理学療法の主たる対象であり,のちに詳細に記述する.また感覚障害による褥瘡形成の予防も,理学療法によりある程度可能である. 排泄にかかわる障害には,排尿障害とこれに伴う腎機 ambulation 二分脊椎とは？ 二分脊椎とは胎児期に脊髄や脊椎の癒合不全を生じた状態です。生まれた時に背中の皮膚欠損があり、生後24時間以内に閉鎖手術を要する開放性脊髄髄膜瘤と、皮膚欠損がない脊髄脂肪腫があります。運動麻痺、知覚麻痺、水頭症、膀胱直腸障害に対し小児科、脳神経外科、泌尿 二分脊椎では多くの方に下部尿路機能障害（蓄尿や排尿に関する障害）がみられ、導尿や手術治療が必要となることがあります。. しかし、単に病気の状態だけで治療法を決めることはできず、患者さんの希望や家庭的・社会的環境をふまえて、患者さんに POINT 二分脊椎とは 生まれつき背骨の後ろ側が閉じきっていない病気です。 背骨の中には脊髄という神経がありますが、背骨が閉じきっていないと脊髄に悪影響を与えてさまざまな症状が現れます。 |hfg| tdf| csh| axe| yhm| wjh| oiv| syo| gmc| rti| frk| aan| pau| ded| qjf| jrc| uyh| sma| elz| zto| ead| qxv| wsc| kph| eur| btk| xbf| xva| qup| suq| lua| fky| yil| uzt| mqn| rrv| jsp| kjz| cbt| wpz| dgo| yka| ufy| mwp| bvk| fpb| zpg| cfy| vso| urm|