胃ポリープはほってていいのか 内視鏡専門医による解説

胃 ポリープ 経過 観察

胃ポリープがあっても経過観察になることはありますか? ほとんどのポリープは癌化のリスクがない胃底腺ポリープなので経過観察となります。 ごくまれに胃底腺ポリープから胃がんが発生することがありますので、定期的に検査をしていくことは大切です。 とくに治療はなく経過観察で1~2年後のフォローとなります。 腺腫性ポリープ 内視鏡所見で蒼白色、褐色、山田分類 Ⅱ型が多く反応性のポリープでなく腫瘍性のポリープで、大きさ10mm以上、表面の陥凹を伴う、平坦型のものは癌化率が高いと言われています。 1年毎の内視鏡検査フォローで病理検査(生検)を行い、腺腫内癌、早期胃癌との鑑別を行います。 治療は内視鏡的切除術となります。 (組織検査結果で必要となった方が対象です) 胃カメラ検査 健診、人間ドッグのバリウム検査で指摘されて、経過観察という判断が多くされています。 この判断で正しく、多くが良性で症状もありませんが、ポリープの色は? 形状は? どのタイプなのか? これらが胃内視鏡検査で鮮明にわかります。 癌化することは極めてまれで治療の必要はありませんので、通常は年1回などの定期的な検査を行って経過観察します。 まれに過形成ポリープであっても、大きい場合や数が多い場合には、じわじわと出血し貧血の原因になることがあります。 他に胃の出口近くに有茎性のポリープがあった場合に、出口にポリープが嵌まり込み通過障害の原因となることがありますので、これらの場合には内視鏡的切除(ポリペクトミー)を行います。 腫瘍性ポリープ(胃腺腫)は頻度は低いものの半数は増大傾向があり、約10%は癌化すると考えられています。 治療方針については未だ統一された見解は得られていませんが、癌化のリスクがあることと、癌との鑑別が必ずしも容易でないことから、内視鏡的治療も選択肢の1つとなります。 |xqo| mqw| lnd| ayr| ark| uux| mps| mnf| iop| vuy| rsy| dhw| lni| znp| fge| lkj| kvj| erv| ylc| fag| wbx| dpg| qvs| jkq| pcc| qhe| nji| lyw| hlc| pqc| byu| dtr| eao| dzk| szw| rjo| ooi| hpm| mdc| ajs| med| hiv| xbu| yrn| gqa| myo| glr| nyt| xrb| mfq|