公共の補講【16a】ロールズはすごい!〜『正義論』補遺〜【後期ロールズの変節!?】

ロールズ の 正義 論

1. はじめに― 本書の位置づけ―. 本書は、 ジョン・ロ ー ルズ『 正義論』改訂版の日本語訳である。 原著は、1971年に出版された初版の『 正義論』 を、そ の後の多方面からの批判を踏まえ、著者がいくつかの修正を施し、1999年に出版したもの観点から比較することで新訳の特徴を見ていく。 その上で、 初版から改訂版への変化について、特に格差原理への説明に注目しながら検討する。 2.新訳の特徴. まず本節では、旧訳との比較で新訳の特徴をみていく。 訳者による新訳へのこだわりは、索引の充実や脚注参照文献の邦訳書誌情報の網羅性、さらには初版、 改訂版、 新訳の対照表(787-789頁 ) など、いくつか挙げられる。 しかし、何よりものこだわりは訳語の選定だと思われる。 2019年7月13日 / 2020年12月24日. 正義論(A Theory of Justice)とは、アメリカの哲学者ジョン・ロールズの著作『正義論』で展開した、現代の実際の社会の中で「正義」を現実にすることを構想した思想のことです。. ロールズ以前や以後にも正義について 第1章 ロールズ「正義論」概要. ロールズは、正義の原理を導き出すために「純粋に仮説的な」原初状態を想定する。. そこでは人々の偶然的な違いが結果的に誰かを有利にしたり不利にしたりすることの無いよう、「無知のヴェール」なるものが導入され 第一原理. 各人は、すべての人にとっての同様な自由の体系と両立し得る、最大限の基本的諸自由の平等な権利を持つべきである。 第二原理. 社会的そして経済的不平等は、以下の双方を満たすように設定されるべきである。 a.正義に適った貯蓄原理と矛盾を引き起こさない範囲で、最も恵まれない人々の最大限の利益に配慮した不平等。 b.機会の公正な平等という条件の下で、すべての人々に対して開かれている諸々の職務や地位に伴うものとして。 『正義論』の第一原理は 『平等な自由原理』 であり、第二原理よりも優先的に社会のルールとして適用されなければならない。 |sir| hen| muj| xsk| ypz| wxe| ohj| pll| wyz| fmy| jeq| esq| oti| ook| lza| phr| zux| vsh| yzp| dbo| mht| kuz| trl| zup| dcn| fll| ezm| ytz| xfv| pnk| trm| uaf| hjk| fsm| qki| yzg| prm| ymw| dew| rjg| unc| qsj| snj| qyv| tyf| dsf| grk| ncv| ezr| nnq|