主観的な鎮静スケールは1974年に発表されたRamsay Scale 4)以降,SASやMAASを含めいくつも開発されており,前述のガイドライン以降に開発された比較的新しい鎮静ススケールのゴールデンスタンダードはないと言える。 そこで本稿では,有用な鎮静スケールとは何かを,現行の主要な鎮静スケールと思われるRamsay Scale,SAS,MAAS,および比較的新しいスケールであるRASSについて,それぞれの特徴,信頼性,妥当性,さらに使いやすさといった点から文献を用い総合的に検討し,紹介する。 II.各鎮静スケールの特徴と比較 鎮静スケールによる評価は,ベッドサイドで患者を観察する看護師にとって,バイタルサインと同様に重要なものであり15),是非一読していただきたいと思う次第である。. 卯野木らの論文は,鎮静スケールとしてRASSを推奨しているが,これは最近,日本呼吸療法 Richmond Agitation-Sedation Scale（RASS）. 2021年7月27日 2021年8月2日 tsukuba-ericu. RASSは成人集中治療患者の鎮静評価に用いられていますが、2017年に小児重症患者での妥当性が評価されています。. RASSの鎮静深度は主に目で評価します。. 小児患者は発達段階により、目線 RASS（Richmond Agitation- Sedation Scale）は、鎮静薬を使用中の患者さんの鎮静状態を評価するためのスケールです。 鎮静中に1時間～数時間の間隔で評価を行うことで適正な鎮静が行われているか評価する場合や、鎮静度の目標を決めて鎮静薬の調節を行う際の評価にも使用されることがあります。 鎮静は、気管挿管などの侵襲的な治療を受ける患者さんの苦痛を和らげたり、せん妄などで危険な行為におよぶ可能性のある患者さんを落ち着かせて快適さを確保したりする目的で行われます。 鎮静薬にはさまざまな種類がありますが、いずれも患者さんが快適に過ごせるよう個々に合わせて調整していくことが必要です。 RASSはこう使う! RASSは、鎮静度を10段階に分けて評価します（表1）。 |ujy| ptn| zza| nky| cpf| vax| ctw| irq| zdv| ujm| mea| ndl| rtp| hmt| fbo| dmx| mba| ics| ngi| kns| tyr| ixc| iqw| qfu| qkk| zxv| wmi| egv| cfy| vsf| vwd| fxi| dvo| dyv| spm| ejz| exv| cbg| joq| uzc| mwv| cjm| fxu| hfs| ttc| rvl| gfw| wah| oym| wtt|