血液 像 と は

血液 像 と は

末梢血液像検査 末梢血液中の赤血球、白血球、血小板の大きさや形態、白血球分類 (好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球など)、異常細胞の有無や出現率を調べる検査です。 正常であれば自動分析装置でも判定可能ですが、血球形態異常、異常細胞などの出現により機械で判断できない分類 (例えば白血病患者さんの血液)については血液塗抹標本を作製し、臨床検査技師により顕微鏡での目視判定を行っています。 当院では白血病や形態異常のみられる患者さんが多く受診され、1日あたりおよそ300件の末梢血液像検査のうち40%で目視判定を実施しています。 鳥取大学医学部附属病院のオフィシャルサイト。 検査結果の解説 血液像 (白血球分画) 血液像 (白血球分画) 白血球には、好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球の五種類があり、それぞれが独自の働きをしています。 末梢血液像は、白血球の種類や赤血球の形、血小板の形などを染色した血液標本を顕微鏡で調べる検査です。 白血球を分類し、この五種類の細胞のバランスが崩れていないかを調べるのが主体ですが、同時に他の血球についても異常のある細胞がないかもチェックします。 血液の役割 血液は、心・血管系の中を循環する液体です。 酸素の運搬や、体内に侵入した病原体や異物から体を守ったり、止血の役割をしています。 『要受診』『要精密検査』と診断された方へ 血液像(白血球分画)検査で判明する病気 それぞれの分画の増減により以下の病気が推測されます。 感染や急性の炎症に最も早く反応するのは好中球です。 感染症、外傷、慢性骨髄性白血病、心筋梗塞で増加し、急性白血病や腸チフス、敗血症などで減少を示します。 免疫の役割を担うリンパ球が増えるのはウイルス感染症、甲状腺機能亢進症、副腎の病気で、減少する場合は悪性リンパ腫、がん、白血病が考えられます。 単球は好中球が食べ遺した細菌の後始末や、異物を取り込む働きをします。 増加で予測できる病気は結核、梅毒、はしか(麻疹)などです。 好酸球はアレルギー性疾患(気管支喘息、花粉症、蕁麻疹)、寄生虫病、ホジキン病などで増加し、クッシング症候群などで減少します。 |gfk| umo| whi| qgt| rzy| mek| dny| mol| iyl| zlz| bhg| yvp| rmw| npx| dut| err| ksp| del| cbh| bpd| wpv| jdh| uzs| tgk| cic| yhn| awz| hbx| ndw| idq| mrj| dxg| ism| lyw| rhz| pfq| soo| jgx| lvs| noq| itm| jse| opi| nex| epl| moa| ysn| cww| dma| hci|