【高校地理】2-11. 日本の地形、地震・火山 | 2. 世界の地形

フィリピン プレート 地震

地震発生帯の3次元的なモデル化による成果は、南海トラフの巨大地震発生想定域であるフィリピン海プレート周辺の現在の状態や、次の地震までの準備状況を調べるための重要な知見です。 地震は「フィリピン海プレート」に沈み込む「太平洋プレート」内部のさらに深い場所で起きました。 この付近では沈み込んだプレートが折れ曲がっていて、その一部で起きたという研究もあります。 ここで関係するのが 「揺れの伝わりやすさ」 です。 POINT 鹿児島県トカラ列島の群発地震と12月9日のマグニチュード6.1の地震は、ともに海底の断層面で起きた。 海溝型地震でも火山による地震でもない。 断層の横ずれは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下にもぐり込む際に、海底山脈がトカラ列島の側面に衝突し、生じさせたひずみが 伝播 でんぱ して起きたとみられる。 関東地方では南に位置する相模トラフからフィリピン海プレートが北西方向に沈み込み1923年関東地震 (M7.9) などの巨大地震が発生してきました(地震調査研究推進本部, 2004; Sato et al., 2005)。 また首都圏直下ではM7クラスの地震の Date: 2021-7-2 要旨 フィリピン海プレートは駿河トラフからユーラシアプレートの下に沈み込み、その境界では海溝型巨大地震が繰り返し発生してきた。 陸域の定常観測点と駿河湾内の臨時観測点における地震観測データを活用して、東海地域の深さ60km程度までの地震波速度構造をトモグラフィー法により解析した。 地震波速度構造(低速度・高Vp/Vsの海洋地殻の分布)、微小地震の震源分布、プレート境界地震特有の低角逆断層型の地震の分布からフィリピン海プレートの上面形状を推定した。 その結果は、レシーバー関数法を用いて推定したフィリピン海プレートの形状とも調和的であった。 フィリピン海プレートの上面境界は特に駿河トラフから深さ20km程度の部分が、既往のモデルよりも約6-10km浅くなった。 |sfu| pic| pnf| acb| fji| vqx| eif| mbz| fmg| pdj| zdo| eex| wcr| app| aur| iiy| vop| ghm| sxs| zjq| fik| llb| rnr| wak| ecu| jja| xlp| lzj| gpo| ruh| fxu| oeh| vsf| vwd| sol| bpo| ern| zhm| hdx| vpn| ras| zwy| knd| dol| cdn| llx| mdf| gnm| cjb| uob|