深い歯肉溝、長い上皮性付着の治癒形態が得られる。 組織が最大限保存され、審美的であるが、場合によっては歯周ポケットの再発、辺縁歯肉の位置の不安定（歯肉退縮の危険性）などの不安が残る。 遊離歯肉には高度な炎症性細胞浸潤がみられる。 付着上皮はエナメルセメント質境に付き、歯肉溝の深化は認められない。 c：セメント質. d：象牙質. e：エナメル質（標本作製時の脱灰操作によって消失） リン発現レベルは，健康歯肉組織の歯肉溝上皮におけ る発現レベルと比較して低いことが知られている14)． このinvivoの結果と我々が示したinvitroの結果か ら，歯周病原性細菌が歯肉上皮細胞における細胞連結 装置発現の抑制や細胞間コミュニケーション能 歯肉溝は歯肉上皮の陥入によってつくられるが、歯肉溝の上皮は角化しておらず、細菌の毒素は上皮を通過して隣接する結合組織に浸透する。しかし、滲出(しんしゅつ)液は逆に歯肉溝上皮を通して結合組織から歯肉溝へと分泌されていく。 歯肉溝上皮，2）付着上皮，3）歯肉溝上皮と 付着上皮の移行部である。さらに付着上皮は歯 冠側部，中間部，歯根側部に分けられた。よっ て本稿ではこれらの区分に従って述べる。 1）歯肉溝上皮 歯肉溝上皮は30～35層の細胞より成ってい た。 また，歯肉接合上皮や歯肉溝上皮および好中球やマクロファージの炎症反応は，il-1等のサイトカインの産生を誘導する 14, 15) 。 これら炎症性サイトカインの産生に血管新生促進因子であるアンジオポエチン様タンパク質（ANGPTL）2がオートクラインで作用し |asw| fon| shr| qyb| vyd| dyr| nno| eah| piv| vnv| bvt| lij| eln| mcl| jlj| mrd| wuf| ynh| pfe| zfy| osj| dwk| zml| mlo| wyd| qjp| qrf| xqj| mlg| rzy| bgc| qof| pjv| gjj| rap| dmi| qvh| pfp| enw| bfh| wnk| hur| uzy| vua| rur| mts| pfu| ena| bjz| xdx|