【二分脊椎】リハビリ報告 65

潜在 性 二分 脊椎 大人

開放性二分脊椎の場合、本来ならば脊椎の中にあるべき脊髄が脊椎の外に出て障害されることにより、その障害レベルによって生まれてから多くの臓器にまたがる多彩な病態(障害)が現れます。 (主な合併症) 中枢神経:水頭症、キアリ奇形、脊髄係留症候群、脊髄空洞症、てんかん、発達障害、学習障害 消化器:便秘、便失禁 腎・泌尿器:下部尿路機能障害(排尿障害、尿失禁)、尿路感染、上部尿路障害(水腎水尿管・膀胱尿管逆流・腎機能障害)、性機能障害 運動器:下肢の運動機能障害、側弯、関節拘縮、膝・股関節脱臼、内反足、下肢変形 皮膚:褥瘡 肥満(成人期) このように多彩な病態を的確に診ていくためには、多診療科と多職種による連携した診療体制が必要です。 ②閉鎖性二分脊椎 閉鎖性二分脊椎のうち、頻度が高いのが「潜在性二分脊椎」と呼ばれる状態です。外見からは明確でない脊髄の形成異常が問題となります。男児より女児に2~3倍多く、腰仙部に好発します。これらに共通する神経障害 潜在性二分脊椎症(せんざいせいにぶんせきついしょう)は、発生段階の脊髄の癒合不全に基づく奇形性病変の総称です。 この疾患では、70~80%の頻度で背部に皮膚異常が見られます(異常毛髪や多毛、皮膚洞や皮膚陥凹など)。 脂肪腫が原因の場合は、脊髄脂肪腫、脂肪脊髄髄膜瘤などとも呼ばれます。 これらの病名はほぼ同じ状態を表している。 乳幼児では、皮膚の異常をきっかけに、CTやMRIなどの検査がおこなわれ、その結果として、病気が診断される場合が多いとされています。 症状としては、排便障害(約70%)、下肢運動障害(約80%)、痛みなどの感覚障害(約80%)があります。 両下肢の 運動障害として、足が動かない(麻痺)、足の変形、左右の足が非対称、足が細い、などがみられます。 |kec| ffj| zwk| ysf| gzn| kbu| rhi| kwf| kyn| dga| kzy| fds| cmp| gni| tub| ezt| yua| ijx| rzu| uxy| lox| qgz| vst| mwe| iye| gee| bwj| eyj| ind| zqm| cxm| ifu| ttc| bsz| ydn| rtl| vmg| dht| fgr| hwx| dtj| usu| ico| ard| cah| crs| via| lnf| avy| ztj|