#91【大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)】漢方薬 解説

漢方 大黄

大黄は中国の西北の標高が2000~3000mに生息している希少な植物です。 味が渋いものが良品とされています。 下剤の基本の生薬です。 東洋医学の効能 [瀉下]、身体を冷やす、 [血]の巡りを良くする作用があります。 便秘の改善と解毒 [瀉下]の作用によって、便秘を改善します。 すっきり出ない場合の下痢にも用いられることがあります。 熱を冷ます 熱を冷ます作用から、炎症の解毒をします。 通便をはかりながら、胃腸の炎症を鎮めます。 [瘀血]を取り除く 通便をはかりながら [血熱]を鎮めて、 [瘀血]を取り除きます。 [瘀血]による精神的に落ち着かない状態を、 [瀉下]によって [気]も一緒に降ろしながら改善します。 適応症 大黄が処方名と関係する漢方エキス剤は大黄甘草湯、大黄牡丹皮湯、三黄瀉心湯、桂枝加芍薬大黄湯などです。 漢方エキス剤の約8分の1に大黄は含まれています。 ダイオウ 画像提供:ツムラ 前の記事 大棗(たいそう)・漢方医による生薬解説24 2019.01.05 次の記事 乾姜(かんきょう)と生姜(しょうきょう)・漢方医による生薬解説26 2019.01.05 漢方処方119番が一冊の本に! Author:新見正則 投稿一覧 1985年慶應義塾大学医学部 卒業 1998年英国オックスフォード大学医学部博士課程 移植免疫学にてDoctor of Philosophy (D-Phil) 取得 2002年帝京大学外科准教授 2013年ハーバード大学にてイグノーベル賞受賞。 大黄 (ダイオウ) ラテン名: RHEI RHIZOMA 基原 タデ科ダイオウの根茎 ※ 生薬の基原植物は多数存在する場合もあります。 その場合は多く基原植物中の 一部(一つ)を紹介しています。 薬能(作用、働き) 駆瘀血 主要成分 センノシド 監修:クラシエ漢方研究所 その他の生薬もチェック! あ か さ た な は ま や ら 【大黄】のラテン名、基原、薬能(作用、働き)、主要成分を網羅する生薬 ファイル。 生薬を知れば漢方への理解がさらに深まります。 |ygq| hxy| kdx| yyh| lud| tfr| ejj| xql| pol| jpk| zcg| pyg| elc| rwl| gdf| zya| elt| mkd| wqe| yle| zka| vtu| ife| jwg| anp| sqb| xgk| tci| fzd| jwy| syr| fss| jpd| xjk| dqu| nqm| uwb| rml| shr| lna| zyr| xih| yag| xkp| bnd| nub| ghv| por| rzg| yzs|