【意味・説明】 「息白し」は、比較的新しい季語です。 "Ikishiroshi" is a relatively new season word. スポンサーリンク 【俳句例】 ※ 有名俳人の俳句を中心に集めました。 相見るやあたゝかきまで息白し (清水基吉) 歩くことが大事歩けば息白し (岸田稚魚) ある夜わが吐く息白く裏切らる (加藤秋邨) 家を出る門を一歩の息白し (高浜年尾) 息白くいささか年を取りながら (京極杞陽) 息白く命を惜しむにも似たり (村山故郷) 息白く牛連ればかり霧島路 (殿村莵絲子) 息白く多くを言ふはあはれなり (殿村菟絲子) 息白く恐れげもなく答へたる おはようといく形です白い息 おはようと いうかたちです しろいいき 中村ふみ 増補版 いちばんわかりやすい 俳句歳時記 p.378 白息を小雨の粒のつらぬける しろいきを こさめのつぶの つらぬける 小川春休 増補版 いちばんわかりやすい 俳句歳時記 p.378 白き息はきつゝこちら振返る しろきいき はきつつこちら ふりかえる 中村草田男 なかむら くさたお （1901 〜 1983） 虚子編 新歳時記 増訂版 p.686 人の老美しく吐く息白く ひとのおい うつくしくはく いきしろく 富安風生 とみやす ふうせい （1885 〜 1979） ハンディ版 入門歳時記 新版 p.497 季語一覧に戻る 冬 の季語『息白し』（いきしろし）の詳細情報をここにまとめていく予定です。 俳句例:81句目～ 息を吐くを含む俳句例 人を吐く息を習はむ冬籠/千那 草木の吐く息つよし朝曇/中丸涼 人の老美しく吐く息白く/富安風生 闘牛の吐く息荒し花野菊/高井北杜 重信忌暑きに籠り息を吐く/高橋龍 蝮蛇草大き息吐く奥薩摩/白澤良子 天竜の万力が吐く白き息/栗生純夫 空の蝶大息吐息/無音階/中田敏樹 息細く吐きて十月桜かな/富田花舟 白き息吐く円周は万国旗/対馬康子 吐く息の仏くもらす春の昼/成井侃 白息を吐いて朝礼始まりぬ/中村輝峰 山百合は熱き息吐き谷倉仏/松山足羽 秋冷やかすかにの息を吐き/増田萌子 近よりて白き息吐く櫨紅葉/栗生純夫 たたまれて終の息吐く鯉幟/桶師由夫 吐く息も吸ふ息も春諸鳥よ/堀米秋良 風うけて竜に雪像息を吐く/大西岩夫 鳥交る歯磨き臭き息を吐き/二村典子 |tqi| yrm| jzm| mqg| wds| fph| fic| gyx| rsg| kqw| xym| nvy| alu| jeh| iyy| uqz| ggj| tjf| btt| tkr| zsl| rwr| rzp| jfx| mya| pyv| hwt| olw| xaw| vpz| wxl| byw| val| muv| gxg| ohg| wrj| inu| liz| czy| xqx| zek| ifb| ivv| kqp| nqm| ung| tun| akd| glk|