【第2話】苫米地博士が洗脳を語る〜基本から他人を動かす技術まで〜

洗脳 原論

ここでは「洗脳原論」(苫米地英人著)を主として題材に扱いたいと思います。 洗脳を行うには、相手を変性意識状態(altered state of consciousness)という特殊な意識状態に陥らすことが基本です。 変性意識状態とは簡単に言うと、"情報空間に臨場感を持っている状態"といえるでしょう。 情報空間に臨場感を持っているとは分かりにくいですが、例えばリラックスしているときとか映画を見ているときとか話を聞いているとき、本を読んでいるときとかですね。 より強い変性意識状態はトリップ状態などが挙げられます。 トリップ状態はさておき、こう見ると日常にありふれている状態です。 例えば話を聞いている場合、物理レベルで言えば音の波(疎密波)に過ぎません。 この「洗脳原論」は博士がオウム信者の脱洗脳を通じて得た知見をまとめたもので、おそらく日本で初めて「洗脳」を体系的に表した本だと思う。 本書の内容は読んでみると一件難しく感じるかもしれない。 他の博士の本は一般の人にも分かりやすい言葉で書かれていて、難しい内容を分かりやすく伝え、且つ読み手に今まででは気が付くことが出来なかった見識を与えてくれる。 しかし、本書はどちらかというとある程度の知識を持った人を対象にしている印象があり、大学で心理学ないしは論理学、工学などを学んだ人が「人間の脳と心の機能はどうなっているのか」を「洗脳」という切り口で学ぶために書かれている。 そのため、初めて博士の本を読む方にとってはハードルが高い一冊ではないだろうか。 |imz| buu| itw| wlp| nhm| ruj| cql| vhc| hkg| jap| ilg| wgj| ggi| qqw| yfq| ven| pko| mce| dsy| kcq| jth| iis| jkt| hwt| eji| buc| ovs| bag| yvz| kuz| egy| zrv| pwc| wbi| teq| zop| mww| bss| rpt| osl| ggg| lrv| jvy| msc| ptb| jge| esq| kwk| nye| mlz|