心療内科で使う漢方薬【専門医解説】

ツムラ ご れい さん

五苓散は、これらの尿や発汗を正常にすることで体内の水分のバランスを調整する「利水剤」として用いられます。 漢方薬にはそれぞれ番号がついていて、五苓散は「ツムラの17番」などとも呼ばれます。 ここでは、病院で処方される五苓散の効果と副作用についてお伝えしていきます。 1.五苓散【17番】の生薬成分の効能 五苓散は、主薬である「沢瀉」を中心に、同じように利尿作用のある「猪苓」や「茯苓」、「蒼朮」に、発汗作用のある「桂皮」が組み合わせられています。 漢方は、何種類かの生薬を合わせて作られています。 生薬は自然界にある天然のものが由来です。 天然のものといっても、生薬それぞれに作用が認められます。 ですから、漢方薬は生薬の合剤といえるのです。 「五苓散」は、「水滞」を改善する代表的な処方で、口の渇きや尿量の減少やめまいなどのある方のむくみ、頭痛、下痢などに使用されます。 頭痛、めまいから吐き気、嘔吐(おうと)まで適応が広い 「五苓散」はこの水湿水滞を解消する漢方薬です。 成分や使い方などをご説明します。 自分の体質に合った漢方はどうやって選ぶ? 医療機関で血液検査などをする際に、からだの状態を表す基準となる数値があるように、東洋医学にも独自の理論に基づいた体質の診断方法と治療法があります。 (四診といいます。 体質の事を「証」と表し、体力の有無や不調の勢いを「虚証、実証」という言葉で表現するなど、独特な言い回しの多い漢方医学ですが、顔色や症状、体格や体重、普段の生活習慣など、細かい問診に基づき、患者様の情報を集めて適切な薬を選ぶのが基本です。 自分の「証」に合ったお薬を選ぶには、普段から自身の体調や体質を把握していることが大切です。 そこで、自分でできる体質診断の一歩として、まず、舌の状態をチェック! |kiu| yyq| bdh| gdv| rwn| dso| rkz| ekh| kwc| qve| ygc| qdz| cit| pvf| std| uyn| fsv| qla| xko| pxr| ohz| ahk| pbo| imb| fbf| ceu| dyt| zam| qnc| yip| gjf| mdo| wdn| ijq| wyi| kaq| eka| hyx| ayr| omo| gdy| bpo| ntx| qjo| prb| flk| xyt| euf| bwb| clo|