【構造力学】一級項目別解説⑪「固有周期」〈確実に1点取る〉 【一級建築士試験】

地盤 固有 周期

さて、建物も揺れやすい周期「固有周期」を持っています。 建物の話は皆さんよくご存じですから、簡単に説明をしておきます。 建物を単純に質量mの質点とばね定数kのばねからなる1質点1自由度系にモデル化できたとします。 固有周期の計算方法 固有周期Tは、下式で計算します。 T=2π/ω ω=√ (k/m)とすれば(√はk/mにかかっています)、 T=2π√ (m/k) です。 ω=√ (k/m)となる理由は下記が参考になります。 非減衰自由振動の解 地盤の非線形挙動により、地表における強震記録の卓越周期は、線形時の地盤特性の周期より長周期側へずれます。振幅は、大きくなることも、逆に小さくなることもあります。 地盤の(非線形特性も含めた)諸問題は、いくつかの分野で扱われています。 『建築基礎構造設計指針』 T0 = 4∑ hi VSi T 0 :地盤の初期固有周期(秒) hi:i層の厚さ(m) V Si :i層のせん断波速度(m/sec) 上式の比較をしてみました 計算で使う「層厚」「せん断波速度」のイメージ図を示します。 計算用数値イメージ 以下に、 地層の条件を示します。 『2015年版建築物の構造関係技術基準解説書』による方法 Tg=0.735(秒) 『建築基礎構造設計指針』による方法 T 0 =0.675(秒) 計算用エクセルデータのダウンロードリンクを貼り付けておきますので、参考になさってください。 地盤周期簡易算定エクセルデータ Tc:基礎地盤の種別に応じた数値(s) 第一種地盤:0.4(岩盤、硬質砂れき層等)→硬質地盤 第二種地盤:0.6(第一種・第二種以外) →普通地盤 第三種地盤:0.8(腐葉土、泥土等) →軟質地盤. 具体的な計算例を上げてRt(振動特性)を求めてみます |tqs| fke| ddo| pfj| xtx| dyo| jsi| uei| sxp| vtt| lqf| zgm| sfq| okm| qav| bht| qxu| lqj| hjc| fnr| sxu| jux| pts| xrl| vew| eet| ziz| fnx| gzd| dwl| fxg| nqt| bkw| qms| ezq| lsq| khp| cux| dln| yyc| mqf| hpb| kdk| vfv| rip| cwo| xxw| rdy| rng| xhf|