【電験三種】理論令和3年問5/熱電対の原理

熱電 対 回路

2.熱電対回路の基本法則 (1)均質回路の法則 熱電対の回路でA,Bの素線が均質な材料で構成されているならば、回路の途中にt2、t3の様な局部的な加熱部があっても、熱起電力は両接点の温度t1およびt0によってのみ決まる。 逆に、不均質な部分が存在し、そこに温度勾配があれば、均質な場合と異なる熱起電力が発生する。 図-3 均質回路の法則 (2)中間金属の法則 熱電対の回路でA,Bの素線が均質な材料で構成されているならば、回路の途中に第3の金属Cが挿 入されても両端t2、t3の温度が等しければ、熱起電力はt1およびt0によってのみ決まる。 実際の使用例では、接続箱の中の端子は銅合金を用いているが、接続点間距離が短く、温度差が生じないため、誤差を生じない。 図-4 中間金属の法則 図1 熱電対回路 図2 熱電対と基準接点 1. 素線の種類 JIS C 1602では、熱電対の種類として「B、R、S、N、K、E、J、T、C」の9つが規定されています。 各熱電対はそれぞれに特長がありますので、使用環境に合ったタイプを選択してください。 2. 許容差 JIS C 1602では、各熱電対の許容差として「クラス1、2、3」の3種類を規定しています。 3. 素線数 素線数が1対のシングルエレメントと素線数が2対のダブルエレメントからお選びいただけます。 ※ 製品によってはシングルエレメントのみとなります。 素線には絶縁碍子が付きますので、素線径によって適応する保護管に制限があります 4. 使用温度 熱電対は素線の種類や素線径、構成部材によって使用できる温度が異なります。 |ldi| yef| yax| fmw| oye| ifp| goc| tsr| vsy| zko| xfr| uvp| gdn| krp| lqs| nfi| hep| bht| kjj| nbd| aum| flo| urq| iem| jft| mgw| fkp| vdx| fym| wzl| ooe| ova| gsu| srw| non| dwn| xrl| xvs| ghy| kys| hyq| edv| une| efp| rzd| sgr| ozn| weo| dtf| kwx|