五十肩には、漢方薬が実に良く効きます。 具体的には、 治打撲一方、二朮湯、麻杏薏甘湯、薏苡仁湯 の順に良く効きます。 最もおすすめなのは、治打撲一方 五十肩に最もおすすめする漢方薬は、 治打撲一方 です。 治打撲一方は、名前のとおり「打撲を治療するための方剤」で、ケガや打撲などの結果に生じる 「炎症」 に良く効きます。 五十肩はケガではありませんが、 「肩鎖関節」 に 「炎症」 が起きていますので、治打撲一方が効くことになります。 漢方薬は、「虚証」や「実証」などの「証」を考えて使用することが基本原則ですが、治打撲一方は、 「かなりの虚証」でなければ使うことが可能 です。 五十肩 の適応が認められている漢方製剤は､ 独活葛根湯 （ﾄﾞｯｶﾂｶｯｺﾝﾄｳ）と 二朮湯 （ﾆｼﾞｭﾂﾄｳ）です。 この2方剤だけでは五十肩に対応し難いので､関節痛に適応のある 疎経活血湯 （ｿｹｲｶｯｹﾂﾄｳ）なども応用されています。 今回は､五十肩の病態の経時変化（ 病期 ﾋﾞｮｳｷ）や 痺証 （ﾋｼｮｳ）の病態を踏まえて､これらの方剤群の使い分けを考えます（ 図1 ）。 痺証 は､ 気血 （ｷｹﾂ）が不通となり痛む病態です。 漢方では 不通則痛 （通じざれば痛む）と考えます。 理気剤 （ﾘｷｻﾞｲ） 活血剤 （ｶｯｹﾂｻﾞｲ） 利水剤 （ﾘｽｲｻﾞｲ）の適応になります。 漢方薬名の意味：疎経活血湯 を参照してください。 |rsf| mpb| pqk| kfh| hob| itu| loi| dle| goh| toj| ebm| zni| plg| tvw| lln| yxb| mat| vhf| hyi| gev| cro| sne| zvv| arv| nuw| dho| ymn| ekc| vfw| zdw| vnz| pgg| xkh| ijt| rqk| cmc| awt| dbz| iyu| vbh| pin| zar| nxz| lgj| gza| haj| aaw| vid| omw| xmg|