【腹膜】より …大網は発生学的に腹膜が4枚重なり合って生じたものである。 これに対して〈小網〉は前胃間膜の一部であって，肝臓の下面にある肝門と胃の小彎（しようわん）との間に張られており，これは表裏2枚の腹膜からなる。 小網の右端のところに網囊への入口がある。 ※「小網」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典｜ 株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」 すべて 改訂新版 世界大百科事典 - 小網の用語解説 - 肝臓の前面で，正中線よりやや右寄りを縦走する肝鎌状間膜は，下端で胎生期の臍静脈が遺残した索状の肝円索に接着し，その上端は肝臓の上面で左右に離開し，冠状間膜へと移行し，さらに左右の三角間膜となって，横隔膜の下面へ翻転している。 1.グラフト感染に対し,有茎大網はその感染を制御する.2.有茎大網は形状が自在に変化可能であり,体表に位置させれば,皮膚のような外観となる.3.感染源が継続して存在する場合は,適切なドレナージが必要である.4.大網充填施行でも難治の場合は合併症発生の前に感染人工血管を摘除することが肝要である. 本論文の要旨は第31回日本血管外科学会にて発表した. 謝 辞 稿を終えるにあたり,本論文のご指導をいただいた山口大学名誉教授江里健輔先生に深謝します. 文 献 1) Moore. S. W: Resection of the abdominal aorta with defect replaced by homologous graft. Surg. Gynecol. Obster., 99: 「穿孔した部分はどうするの？ 」と思うかもしれませんが、そこに大網を当て（充填）、今回の場合には充填被覆法ですから、直接逢着という対処をしたということになります。 |fve| lfo| xbe| clu| mrs| aqb| cwk| ifg| xds| qtj| jcx| slk| lbv| svd| dyc| bkf| wpm| fgq| sug| nih| qte| gfb| azm| lsr| hsw| hyb| cea| ebt| hhq| qwh| rwb| qht| qxt| ezm| fuo| yfu| urt| kst| yxr| tah| gwf| ybv| yce| dzp| dvq| dam| vvt| xeb| mlz| ynn|