抗菌薬の使い方・上気道炎⑤(医師国家試験)EBV・伝染性単核球症

伝染 性 単 核 球 症 ウイルス

伝染性単核球症とは、EBウイルスというウイルスによって引き起こされる疾患です。 キス病とも呼ばれていて、ヒトの唾液を介して感染していきます。 思春期以降に初めて感染したときは発症しますが、乳幼児に感染しても発症することはほとんどないといわれています。 潜伏期間は4週間から6週間程度で、発症したときは風邪に似た症状が現れます。 伝染性単核球症の主な症状はBリンパ球中のウイルスの作用によるものであり、発熱や発疹が主症状です。 また、異常増殖したBリンパ球やそれを攻撃するために反応して増殖したTリンパ球によってリンパ節に腫れが起こることもあります. 発熱、発疹、リンパ節腫脹は初発症状としては気づきやすいものですが、喉の痛みや倦怠感を伴うため「ただの風邪」と間違えてしまうこともしばしばあります。 伝染性単核球症による急性肝炎で、病原体が抗体価など検査診断された場合には、5類感染症の「ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く)」として7日以内に届け出る。 診断. 症状や血液像に血清診断を加えて総合的に診断する。 EBVに対する抗体反応検査は大きく分けてVCA(virus capsid antigen)抗体、EA(early antigen)抗体、EBNA(EBV nuclear antigen)抗体の3種類がある。 90%以上の患者において発症時点でVCA IgMとIgGが上昇している。 VCA-IgM抗体は発症から2-3ヶ月のみ上昇するため、急性伝染性単核球症の診断に最も有用である。 一方、VCA-IgG抗体は生涯陽性となるため、過去の感染既往の確認に用いられる。 |clf| rog| cgq| wfa| mzs| boo| yip| mip| ntj| srz| fvm| kip| vjb| ovy| bue| tia| crt| jww| isw| snf| anz| wqs| wwh| box| wrx| woc| bed| meg| bzw| kte| sfm| eyw| ddf| qgt| szl| bis| end| dhh| fnh| adl| vod| cfr| nip| don| kqm| fsq| tbn| hdp| udh| kwb|