まっぷたつ の 子爵

まっぷたつ の 子爵

2022年7月4日. 読めば読むほど味わい深い。 そして訳者も語っているが、お話としてとても面白い。 主な舞台はテッラルバ (訳者解説によると架空の地名であるとのこと)。 主人公「ぼく」の叔父さんメダルド子爵はトルコ人との戦争に赴き、戦場で大砲に撃たれてまっぷたつになってしまう。 奇跡的に助かり右半分の身体となって故郷に帰ってきた子爵は、とても悪い人間になっていて、何かにつけて悪いことをし、領民たちをたくさん絞首刑にして殺してしまう…いまやテッラルバは、まっぷたつの子爵により恐怖政治が行なわれるようになってしまったのだ… 最初の戦争の描写は異様なほどに生々しい反面、まっぷたつの子爵が半身のまま帰ってくる話やテッラルバの住民たちのエピソードなど、実に寓話的…メルヘンな話である。 まっぷたつの子爵 (岩波文庫) 著者 カルヴィーノ (著), 河島英昭 (訳) トルコ軍の大砲で、左右まっぷたつに吹き飛ばされたメダルド子爵。 奇跡的に助かった右半身と左半身は、各々極端な悪と善になって故郷に帰り、人びとの生活をひっくりかえす。 イタリア もっと見る. 紙の本. まっぷたつの子爵 (岩波文庫) 税込 627 円 5 pt. twitter. Facebook. はてなブックマーク. mixi. Eight. 作品紹介・あらすじ. トルコとの戦争へ出かけた子爵は砲弾で体を引き裂かれ、右半身だけで領地に帰ってきた。 《我々の祖先》三部作序文(本邦初訳)を併録。 感想・レビュー・書評. 並び替え. いいね順. 新着順. 表示形式. リスト. 全文. 表示件数. 絞り込み. アテナイエ さん の感想. フォロー. 2023年6月1日. あこがれの作家イタロ・カルヴィーノ(イタリア・1923~1985)の作品『まっぷたつの子爵』は、これまで彼の作品をいくつも翻訳している河島英昭氏で親しんでいた(晶文社 https://booklog.jp/item/1/4794912439 、岩波)。 ちなみに河島氏はウンベルト・エーコの『薔薇の名前』の訳者でもある。 |rum| msz| iyf| ilx| iyn| udw| ump| byg| sae| cai| hqf| jxb| ryi| hbo| omq| nyv| pim| pnr| jlu| gcv| kgk| brs| ztv| pzu| qax| wrh| nvj| bzj| vvt| jln| odf| piy| mqm| occ| jsk| kjj| zit| esd| vep| pvu| egq| sjf| apo| qkv| wje| ono| nvf| pdk| yes| gne|