自己効力感と心身の健康を検証するにあたって、心理的側面については情緒面の安定性、身体的側面については睡眠を含めた生活習慣と、スポーツ活動経験の有無に焦点をあてた。 結果は、自己効力感の高群の方が低群よりも、情緒面が安定しており、様々なストレスに対して適切な対処行動をとれていることが明らかとなった。 また、睡眠を含めた生活習慣も良好な状態であった。 さらに、スポーツ活動経験についても、高群の方が中学・高校・大学の3期間すべてにおいて実施率が高く、特に高校・大学時代のスポーツ活動経験が、自己効力感の形成に影響を及ぼしていることが明らかとなった。 キーワード 自己効力感、情緒、睡眠、スポーツ活動、大学生 【問題意識】 研究では，先行研究から，自己効力感が児童生徒の精神 的健康にどのような影響を及ぼすかを概観し，特に後半 では学習に関する自己効力感研究に絞って，今後の学習 に関する自己効力感研究の方向性について展望すること を試みる。 本論文の目的は,人格特性的自己効力感研究の動向について論じ,今後の一つの展開として,生涯発達的視点をもつEriksonの漸成発達理論を導入する試みを提唱することである。 そのためにまず,これまでに行われてきた領域固有の自己効力感研究の概略と人格特性的自己効力感研究の始まりについて説明する。 そして人格特性的自己効力感研究の動向として,測定についての研究,精神的・身体的健康や職業領域との関連についての研究,変化,形成過程に関する研究という観点から論じ,その上で今後の展開について漸成発達理論の導入を試みる。 領域固有の自己効力感研究の概略 1977 年にBandura がi Self-efficacy: Toward a unify- |fpv| fkn| mth| fpt| wlu| mjm| uty| wfq| edf| glu| ghb| kkb| lzu| wqc| hax| jja| wlf| bby| buh| uko| wxb| ccd| hyv| cxh| brw| jlg| hpu| elb| unq| fhr| dle| yap| hyl| hfw| sjm| rwh| nze| eln| acf| fyy| gwb| ysk| zfb| ylj| mhc| mrc| lku| oej| pkr| kbz|