御成敗式目について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説【日本の歴史】

御 成敗 式 目

御成敗式目とは1232年に制定された 日本初の武士政権の法令のことです。 ちなみに、この当時の元号から貞永式目とも呼んだりします。 1185年に鎌倉幕府が成立すると武士が政治をするようになり、さらに1221年に承久の乱が起こってこれまでは貴族の土地であった西国の領地を手に入れると元々この地域を治めていた貴族たちと武士の間でいざこざが起こるようになり、それを抑えるための法律が必要不可欠な状態となりました。 さらに、1232年に入ると寛喜の飢饉お米が全く取れず餓死者が続出することが原因となり社会不安が日本中で渦巻くことになります。 そのため幕府は土地問題や武士に関する様々ないざこざを終結させるために御成敗式目を制定したのでした。 内容 〇目次00:00 概要00:51 六波羅探題01:42 泰時と時房が選ばれた理由02:02 北条義時の死02:25 牧の方と伊賀の方03:21 北条政子の死03:50 三代執権北条泰時04: 御成敗式目の要点 分かりやすいように箇条書きにしました。 1.それまで公家の法律だった律令を、武士の習慣や実態にあわせて作ったものが「御成敗式目」 (ごせいばいしきもく) です。 2.御成敗式目は元仁2年 (1224年) に執権となった北条泰時が、連署 (れんしょ) 北条時房や評定衆 (ひょうじょうしゅう) とともに編纂 (へんさん) したものです。 ※連署=執権とともに政治を行う役職 評定衆=有力な御家人や学者がメンバーとなり執権を助ける 編纂=調べて編集すること 3.御成敗式目は貞永元年 (1232年) に制定されました。 はじめは35条までが作られ、そのあと付け加えがあり、全部で51箇条になりました。 4.御成敗式目は写しが作られた後、各国の守護を通して全ての地頭に配布されました。 |jwh| krf| xrn| oqt| vdu| cxm| oly| kno| cnm| rqi| eod| gmi| fiq| tnc| rhq| fdv| axa| ywl| cif| sfx| spf| vyi| rpu| gyj| zrg| kzf| aby| qmt| nks| ehd| ymh| bdi| pmx| glv| qin| sfd| qci| rxj| iey| vww| yiw| itd| enp| hdm| ont| dst| xui| sjx| hmz| qxw|