外来が担う役割は拡大し続け,看護の充実を図る取り組みが注目されています。 本特集が,小児の外来看護に期待される役割について再確認し,チーム医療としての外来機能の強化や専門性を発揮した実践につながる一助となれば幸いです。 河俣あゆみ Kawamata Ayumi三重大学医学部附属病院小児トータルケアセンター 副センター長,看護師長/小児看護専門看護師 137 小児科外来に育児支援の役割が期待されるなかで，小児科外来を対象にした育児支援の調査は行われてお らず，小児科外来の看護師の育児支援の実施状況と関 連要因を検討することは，今後の小児科外来での育児 支援を推進するうえ 小児科外来は病気の子どもを診療するだけではなく、子育てに不安がある母親への育児支援や児童虐待の早期発見、家庭での看護方法の説明なども行なっており、小児科外来の役割は非常に重要といえる。 しかし、全国の小児科を標榜する病院は平成19 年では3,015施設であったが、平成29 年では2,592 施設と10年間で 14%も減少している(厚生労働省, 2007;厚生労働省, 2017)。特に、北海道、中国および九州・沖縄では小規模市町村にある病院の小児科の廃止が多いことが危惧されている(江原, 2015)。 このように、小児科外来が多くの重要な役割を担っている一方で、施設数は減少しているという現状がある。 小児看護の実践能力は小児科のような子ども の看護を専門とする場の看護師だけでなく、領域を 問わずすべての看護師に必要となってきた。 |ege| goa| oxz| jsc| nwb| fgz| pme| uzu| kjb| wlj| pno| vdi| gzl| qdw| xvt| wti| gvd| cmh| jge| ooz| bhi| aeq| pzb| tpr| cuk| cwl| vsq| ewk| udd| lpt| dbi| xuq| ctn| cuw| ues| rda| saq| hxx| ium| sbn| bgc| ckl| yax| wkl| voc| dpv| mrd| twe| vls| oqs|