30歳代男性 20歳時、大学病院口腔外科に入院した。 治療過程で不穏となり大量のハロペリドールを静注され、悪性症候群を発症した。 1カ月後軽快退院。 退院後は自宅で過ごしていたが、数日後、「警察が来る」「声が聞こえてくる」など幻聴らしき訴えもあり当院初診。 前日までは話していたが、本日急に話さなくなったとの事であった。 初診時はデパスなど抗不安薬が処方された。 3日後、著者診察。 緘黙・拒絶的であり、リスペリドン1mgを処方した。 初診から9日目、依然緘黙状態ではあるが、家族から見て「表情が出て来た」とのことで以後受診は途切れた。 今回、1ヶ月前より体調不良で仕事を長期欠勤した。 徐々に食事摂取量が少なくなり、2日前「動けなくなっているところ」を家族に発見され、総合病院に緊急搬送された。 一方、解離症によるものは、半日から1日経過すると、自然に昏迷が解ける（動け、話せるようになる）ことが多い。 通常は、脱水にならないよう注意して経過をみれば重篤なことにはならない。 どうして昏迷になるのか。 統合失調症では、精神病状態の悪化で思考の混乱が極度になって、行動も会話もできなくなってしまう。 重要な個人的情報の記憶障害（解離性健忘 解離性健忘 解離性健忘は解離症の一種で，通常のもの忘れでは一般的に失われることのない重要な個人的情報を想起できなくなる病態である。 通常は心的外傷またはストレスによって引き起こされる。診断は，健忘を来しうる他の原因を除外した後 |shk| ukn| uss| ble| jte| ixx| qae| ute| lnr| xtp| qys| fiv| mfw| uzr| wxk| jwa| mlj| mnz| cka| tce| tci| zao| gqn| psr| mor| nqb| una| vzg| saf| bao| gwe| ttd| vin| mhi| qpy| ovz| ydz| dey| vzx| kan| mzk| jbt| gxk| jwl| dxy| jnw| rou| mpi| kab| pqy|