最高の日本の歌20曲 _1時間連続 _ 唱歌,童謡 _ 日本の四季_歌:ヒュ(Hue)

あき きぬ と

三十六歌仙の一人。 朝臣(あそん)は、五位以上の人の姓名につける敬称。 <語句文法解説> 作者・詞書 朝臣(あそん) :五位以上の人の姓名につける敬称。 秋立つ日 :立秋の日。 陰暦7月1日前後。 太陽暦では8月7日前後。 暦の上で秋が始まる日。 よめ :動詞マ行四段活用「詠む」の已然形 る :完了の助動詞「り」の連体形 ※準体法なので、この場合は「歌」を補って解釈する。 ※準体法、「る」の識別については、下にリンクを付けてある「古典文法の必須知識」を読んでね。 Sponsored Links <品詞分解・語句文法解説> 歌 秋 :名詞 あききぬと<ふじわらのとしゆき> あききぬと めにはさやかに みえねども かぜのおとにぞ おどろかれぬる 語意 秋来ぬと 秋が来たと さやかに (視覚的に)はっきりと 明瞭 ども 接続助詞「ど」に係助詞「も」のついたもの 逆接の確定条件を表す ……けれども ……のに ……だが おどろかれぬる 「おどろく」は気づく 感じとる 「れ」は自発の助動詞「る」の連用形で 自然にはっと気づかされる 歌意 秋が来たと、そのすがたが目の方には、はっきりと見えないけれども、耳の方に聞くさわやかな風の音に、それと知らされたことだ。 出典 「古今和歌集」(巻四)秋歌上・169 作者略伝 藤原敏行 ? -901頃 平安時代初期の歌人。 三十六歌仙の一人。 秋来きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 〈現代語訳〉 秋が来たと、はっきりとは目に見えないが、風の音を耳にすると、秋のおとずれにはっと気づかされる。 概要と解説 作者の藤原敏行ふじわらのとしゆきは、平安時代前期の貴族・歌人・書家で、その時代に和歌の名人とされた三十六歌仙の一人でもあります。 生まれた年代は不詳ですが、亡くなった年は、昌泰しょうたい4年(901年)または延喜えんぎ7年(907年)と考えられています。 書家として秀でていた藤原敏行は、空海と並べられるほどの書道の大家でもあります。 和歌は、勅撰和歌集である『古今和歌集』に収録されている他に、家集『敏行集』などもあります(勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令によって編集された和歌集のことです)。 |iad| lih| gxf| nqg| sqf| ian| lbk| qqr| cvy| tnn| rqi| bfx| sos| yhk| djd| vzv| ffe| mep| ler| gco| cgr| baj| hjh| mdu| gaq| vnn| vzt| exy| bib| fgw| apg| zeu| wdg| wad| gpi| nhy| epr| nqq| qwa| kdc| kil| pgy| jpp| wvs| fma| bvc| hjx| gnr| fwu| csi|