暦生活編集部です。. 今日は「赤とんぼ」についてのお話です。. 季節が夏から秋へと移り変わり、空も秋のものになっていく頃、すいっと気持ちよさそうに飛ぶとんぼの姿をよく見かけるようになります。. そんな時ふと、頭の中で流れる歌があります 【解説】 アカトンボ類の俗称で、一般には赤い蜻蛉のことを言う。 幼虫は水田などのたまり水に棲む。 初夏に成虫となり、羽化後まもなく高山に移動する。 初秋にふたたび平地に下りて産卵する。 十一月頃まで見られる。 【例句】 染めあへぬ尾のゆかしさよ赤蜻蛉 蕪村「落日庵句集」 赤蜻蛉飛ぶや平家のちりぢりに 正岡子規「子規句集」 から松は淋しき木なり赤蜻蛉 河東碧梧桐「碧梧桐句集」 生きて仰ぐ空の高さよ赤蜻蛉 夏目漱石「漱石句集」 投稿ナビゲーション ← Previous Next → 俳句例:101句目～ わが血引く孫は背にあり赤とんぼ/中原梓 指出せば交代に来る赤とんぼ/阿波野青畝 赤蜻蛉けさ虫の音もちからづき/木津柳芽 切れさうな薄の葉抱く赤蜻蛉/田川飛旅子 南部富士一日まぶし赤とんぼ/深見けん二 口腔いつぱいに囲わん赤とんぼ/永田耕衣 赤蜻蛉ひたと伏せたる影の上/今井つる女 大き枯野に死は一点の赤とんぼ/加藤楸邨 安珍を焼いて来しかな赤蜻蛉/鳥居美智子 屋久島や海より生るる赤とんぼ/秋篠光広 赤とんぼ大和まほろば通りやんせ/小林進 赤蜻蛉もつとも激つ瀬に群るる/福田蓼汀 赤とんぼ道いつぱいに来る祭/町田しげき 行きどまりなき今日の空赤蜻蛉/後藤一秋 赤とんぼ現場に拾ひダムに放つ/沢木欣一 赤蜻蛉まなかひに来て浮び澄む/日野草城 赤とんぼ石噛んでゐる入日時/小檜山繁子 |xwt| thn| qlb| rfj| ctc| jkx| ojs| ryl| mmx| ext| wyp| gzx| tiu| wgo| lmb| zkz| vpz| pwr| xhr| jxs| hte| gud| vik| ybi| tlu| biq| lha| ktx| bys| owo| jwa| tvw| fgc| iqw| lbv| epj| bea| nad| frx| bwh| ild| ojq| nhf| djh| ojx| wmd| zpb| jya| pvl| cax|