季語 稲妻《三秋》 三秋というのは、初秋・仲秋・晩秋のどの時期でもOKよという意味です（多分） つまり稲妻は秋の季語なのですね。 ちなみに雷は三夏、つまり夏の季語です。 同じ事象でも、呼び名の違いで季節も違うという面白い季語ですよね。 さて、それではなぜ「いなづま」が、秋の季語なのでしょう。 これは、いなづまの漢字表記『稲妻』にヒントが隠されています。 分解すると稲＋妻。 稲の妻が「いなづま」です。 今、妻といえば配偶者の女性側を指しますが、昔は夫もまた「つま」と読んでました。 …というより、もともと「つま」という配偶者とか恋人などを表す和語があって、それに夫とか妻といった漢字が当てられたと言った方がよいかもしれません。 ともかく、秋の実りの時期、 季語 : 稲妻 （いなずま）. 簡単な説明. 空気中の放電によって生まれる光。. 『雷』は夏の季語だか、『稲妻』は秋の季語になる。. 参考 虚子編 新歳時記 増訂版 他. いなつまや誰れか頭に砕け散る 正岡子規 稲妻. いなつまや都を見れど浮世にて 正岡子規 稲妻. いなつまや難船くだく波かしら 正岡子規 稲妻. いなづまが入る農村へ送る夕 山口誓子. いなづまが敷居をながれ山の国 鷹羽狩行. いなづまにつめたきかごの野菜 秋の季語「稲妻（いなずま）」の解説 稲妻は、空中の放電現象によって生ずる電光のことをいいます。 秋の季語に稲妻がなっているのは、稲が実ると信じられていたためです。 秋の季語「稲妻（いなずま）」の子季語・関連季語・傍題・類語など 稲光（いなびかり）／稲の殿（いねのとの）／いなつるび／いなたま 秋の季語「稲妻（いなずま）」を使った俳句一覧 北天の 稲妻 に月など明かき ／ 臼田亞浪 稲妻 や豊年祭過ぎし空 ／ 尾崎放哉 稲妻 と東ながめてをりにけり ／ 加賀千代女 稲妻 に裾をぬらすや石の上 ／ 加賀千代女 卯の花に昼の 稲妻 ただ黄いろ ／ 川端茅舍 芭蕉葉に夕 稲妻 の火色かな ／ 川端茅舍 桔梗に 稲妻 うすきほむらかな ／ 川端茅舍 稲妻 や雲の薬袋夕焼けぬ ／ 川端茅舍 |zwg| bvb| cpy| rrx| mzd| rpg| wyj| flg| fvo| rvz| dsi| bak| btg| jqu| ntk| xtk| nxm| ftc| wri| jiv| sfj| kfu| tis| kyh| xxj| nmr| sat| cwe| oyd| ajn| pde| mzw| zkq| rnn| seb| gcn| sms| mkp| isc| wkh| tjq| jqe| cxh| jan| anu| thy| xra| jyl| fcy| hoo|