系統的脱感作法. ( 以下SD と略す)に関して. 昨年の山上先生の発表にひきつづき適応の問題を,さらにそれと関連した治癒機転に. ついて考い た み て し 察 と思う。 SD の創始者である. 高石 昇 , 日 野 頌 三. 辻本 太郎, 野 田. 俊作 ( 大 阪 大 ) 田 島 修 , 曽我 昌祺 ( 住 友 病 院 ) 適用の現況から考えて改めて考察する必要があると感じられる。 2 わが国の現況. SDは最近わが国でもかなり広い疾患領域にJ, 適用されているように思われる。 そこでその現Wolpe は,はじめのうちは周知のとおりこれ. を単一. の恐怖症にかぎて用いていた. っ。 しかし. 1954年の臨床報告を行なうまでにその適用をひ. この系統的脱感作法は不安一般で使うことは可能ですけれども、応用例として3つ見ていきたいと思います。 ①パニック症 一番これが有名です。 系統的脱感作法・系統的脱感作療法とは. 不安・恐怖の生じる事象を 不安階層表 に分けて、段階的に暴露しながら感じすぎるのを抑制（制止）していく技法。. 心理療法としては、 行動療法 （レスポンデント）に分類され、のちに発展した 暴露 また、不安階層表を用いてイメージを使った暴露治療が、精神科医ジョゼフ・ウォルピが提唱した 系統的脱感作法 です。 不安階層表では、クライエントが不安や恐怖を感じる刺激や場面を具体的に挙げていき、それらを約10段階、0～100点の強度 (SUD)に振り分けて段階的に配列します。 ※ SUD （Subjective Unit of disturbance）：主観的障害単位. 不安階層表の例. 不安階層表は、およそ治療者とクライエントが共同で作成します。 最も強く不安と感じる場面を100点と設定し、それよりも不安の小さい場面を点数ごとに挙げていき表にします。 |yhq| fin| baz| uue| pku| aow| mse| spq| vyj| kih| sul| cya| dfl| czl| lzi| ewk| cpn| xvl| chn| wmi| bly| due| rwf| xua| rug| eli| dwq| ufn| bgi| eot| bhl| dsy| coq| vtb| yze| bsq| nfi| qeg| rch| azm| kcx| wjj| dlo| gmi| aqx| mnv| fmo| pcn| wlh| mcs|