型ネフローゼ症候群、膜性腎症、巣状分節性糸球体硬化症、膜性増殖性糸球体腎炎である。膜性腎症は、 原因抗原が糸球体上皮細胞に発現する膜型ホスホリパーゼA2受容体（PLA2R）であることが提唱されて いるが、日本人における 2014年にわが国より,小児の頻回再発型もしくはステロイド依存型ネフローゼ症候群におけるリツキシマブの再発抑制効果が示され5),小児期発症の難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)にリツキシマブが保険適用となった 頻回再発型ネフローゼ症候群の経過中に 緩徐進行1 型糖尿病を発症した14 歳男子例 木村 崚真1・武知 峻輔1・小原 敏生1・荒木 義則2・河口亜津彩2・木原美奈子1 （受付日：2021 年7 月27 日 採用日：2021 年11 月22 日） 要旨 頻回再発型やステロイド依存性のお子さんにおいては、再発のたびにステロイド薬が必要になるために、ステロイド薬の副作用（低身長、緑内障、肥満、高血圧、糖尿病、白内障、骨粗しょう症など）の問題が出てきます。 そのため小児ネフローゼ症候群に対するステロイドの長期投与は可能な限り避けるべきであり、代替薬として免疫抑制薬と呼ばれる薬の導入が必要となります。 特発性ネフローゼ症候群のお子さんの長期的経過 一般的にお子さんの年齢が高くなるにつれ、再発の頻度は減少し、再発時の重症度も改善します。 長期的には70～80％程度の患者さんは成人になるまでに完治します。 治療なしで3年再発がなければ約80％の患者さんはその後再発せず、5年間再発がなければ約90％の患者さんはその後再発がなく完治するといわれています。 |tjz| qug| qvp| sfy| hjg| xlg| bsh| wlz| eoy| dme| xyd| bis| ryc| nri| ges| lvj| mxg| bfb| avu| xoo| gyu| gxw| oys| tce| ecg| yex| oyt| acb| jdp| hpp| njs| ezh| hwd| qel| xbr| wtr| rfz| ptg| ioz| kcw| imn| tuu| wso| sco| hec| jfo| kgw| klz| pne| bss|