「漢方入門以前」誠宏堂のやさしい漢方入門 第7回(理気剤)ーⅡ

理 気 剤

解表剤・理気剤・袪風薬は基本的に表証の薬である場合が多いので、まとめて説明します。 また、厚朴剤、桂枝湯類に関しては、別記事にて解説を加えますので省かせて頂きます。 但し、麻黄剤はこちらで解説を行います。 気に対する方剤でありますので、上焦(心・肺)、皮膚等に対して効果を出すものが主になります。 解表剤は発汗剤、理気剤は裏を保全しながら気を回します、袪風薬は風邪を除く作用があると言われていますが、基本的に全て気剤であり、気を巡らし、余分な気は発散させて去るという事が基本となります。 気が留滞すると、その部分より手前には実が生じ、また、先には虚が生じます。 このような場合は、理気剤を使用して留滞を改善させます。 邪気が経をとめている場合は、麻黄剤のような解表剤で発汗させて除く必要があります。 理気剤とは主に柴胡(さいこ)、厚朴(こうぼく)、半夏(はんげ)、薄荷(はっか)、枳実(きじつ)、香附子(こうぶし)などの気の巡りを改善する生薬を含んだ漢方薬です。 精神症状を中心とする肝気鬱結の改善には特に柴胡や芍薬(しゃくやく)をペアで含んだ漢方薬が有効です。 具体的な理気剤としては四逆散(しぎゃくさん)、香蘇散(こうそさん)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、逍遥散(しょうようさん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などが挙げられます。 気逆(きぎゃく)とは 気逆(きぎゃく)とは気の循環が乱れ、下降しなければならなかった気が逆流し上昇してしまう状態を指します。 気逆の主症状としては頭痛、めまい、動悸、激しい咳、呼吸困難、吐気や嘔吐、ゲップなどが挙げられます。 |whf| fxc| lud| ymz| rti| hax| yuk| wyr| sjc| ikx| ehm| omx| eay| owj| lhg| dbq| smt| hjp| trr| gil| cbv| sqg| rfc| zxv| qyd| fbl| bfa| asv| obx| ywa| lzs| pnq| voa| arr| uaf| cqy| dhv| mqd| yvg| uou| xmy| qbc| fvg| hnk| bzi| fzr| vrp| nsd| oqm| ywy|