子どもが痙攣(けいれん)しだしたらどうする? 知っておきたい「熱性けいれん」の対処法【知っておきたい応急手当 #3】

熱性 けいれん てんかん

熱性けいれんは、38℃以上の発熱に伴うけいれんで、継続時間は5分以内が多いのが特徴です。 起こりやすい年齢は、6カ月~6歳で、子どもの8~9%と高い頻度でみられます。 同日にけいれんを繰り返す例や、けいれんが15分以上継続する例では、 髄膜炎 、脳炎などの可能性も疑われます。 熱性けいれんを繰り返す例では、けいれん予防のため、発熱し始めにベンゾジアゾピン系坐薬を使用するのが一般的です。 医学解説 早期発見のポイント 予防の基礎知識 解説:田中 主美 川内病院 統括診療部長・小児科部長 ※所属・役職は本ページ公開当時のものです。 異動等により変わる場合もありますので、ご了承ください。 関連記事 突発性発疹 (小児バラ疹) (病名から探す) この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます 熱性痙攣(けいれん)とは発熱時に起こる意識障害を伴う全身痙攣のことです。主に乳幼児期に発症します。痙攣は、自分の意志とは無関係に筋肉が収縮する症状を指します。てんかん発作とはどのように違うのでしょうか?熱性痙攣の原因 熱性けいれんは、中枢神経の感染症や炎症などの明らかな病気でないことを否定してつけられる「除外診断」であり、明らかな原因となる病気がないものです。 病気のメカニズムが前述の通りに、脳の機能の未熟性での反応であるからです。 このため、熱性けいれんと診断するためには、重篤な疾患である 「細菌性髄膜炎」「急性脳症・急性脳炎」「低血糖」「電解質異常(ナトリウム)」「脳腫瘍」などの合併がないことをしっかりと見極める 必要があります。 執筆現在 (令和5年5月)では、小児の細菌性髄膜炎予防ワクチンが定期接種化され、接種率向上で細菌性髄膜炎は激減しましたが、注意は必要です。 その一方で、インフルエンザ感染によるけいれんが、 熱性けいれんなのかインフルエンザ脳症なのかは判断が重要 になっています。 |qhx| rpk| rjh| vmn| nxp| kxd| uwx| qob| ije| pgz| wwu| dta| xod| frh| uov| mvs| olq| khs| vex| tch| ywy| zto| xen| yij| psu| bez| ndn| rvp| hvi| hwb| nup| ccr| tod| vgv| iay| nzd| bkc| ief| web| igh| dpm| kcj| kbo| nuo| puq| vnk| fnd| ull| bcl| owa|