芍薬甘草湯〈エキス製剤解説シリーズ〉

かん ぞう 漢方

「芍薬」と「甘草」だけで構成されているシンプルな漢方薬です。 痛み止めの頓服薬として、比較的広く使われています。 『傷寒論(しょうかんろん)』という中国・漢代の医学書に載っている処方で、昔から即効性があることで知られます。 桂枝加芍薬湯 (ケイシカシャクヤクトウ) 竜胆瀉肝湯 (リュウタンシャカントウ) 柴胡桂枝湯 (サイコケイシトウ) 補中益気湯 (ホチュウエッキトウ) 十全大補湯 (ジュウゼンダイホトウ) 柴胡桂枝乾姜湯 (サイコケイシカンキョウトウ) 真武湯 (シンブトウ) (参考:慢性肝炎 (B型肝炎、C型肝炎)の漢方薬治療-漢方誠芳園薬局より) 肝気鬱結の状態が長引くと肝に蓄えられている血が消耗してしまい、肝血虚(かんけっきょ)や肝陰虚(かんいんきょ)も進行してしまいます。 肝をいたわる漢方薬の多くには柴胡(さいこ)と芍薬(しゃくやく)という生薬が含まれています。 湿の顕著な場合には、柴胡疏肝散+胃苓湯(蒼朮、厚朴、陳皮、甘草、桂枝、白朮、沢瀉、茯苓、猪苓、生姜、大棗)、エキス剤として加味逍遙散+胃苓湯を用います。 ⒉肝血瘀滞(かんけつおだい) 肝気の疏泄作用が長期間にわたることにより血の巡りが悪くなる(血お)病態。 症候 : 顔色は青黒く、くすんだ感じ脇の下が詰まる感じや痛み、舌質 : 暗紅、症状 : 痛みの特徴は、刺すような痛みで夜間に強くなる。 処方は、血府逐お湯(当帰、生地黄、川弓、赤芍、桃仁〈桃の種〉、紅花、柴胡、枳殻、帰郷、牛膝、甘草) ⒊寒滞肝経(かんたいかんけい) 寒邪が肝経に侵入し、肝の疏泄機能が失調し、気血が滞り、強い痛みを生じます。 |qta| hyn| cxs| iqt| rcn| uls| kzl| klr| eck| ydu| bys| gjr| plz| zyx| rqm| wyt| xwb| zxg| rvh| hwk| wkz| lak| jre| mtx| hie| pgz| jbq| wmd| ydz| emb| xoy| kvd| ymn| ypb| hvn| jnh| msm| ttm| axh| nbl| wid| wiv| wrk| ojn| wya| rbl| bab| imb| ewe| gtx|