発赤 褥瘡

発赤 褥瘡

NPUAP分類はNPUAP(米国褥瘡諮問委員会:National Pressure Ulcer Advisory Panel)が提唱する褥瘡の深達度(深さ)による分類です。. 図1に示すように、ステージⅠ(消退しない発赤)、ステージⅡ(部分欠損)、ステージⅢ(全層皮膚欠損)、ステージⅣ(全層組織 褥瘡部位に発赤・紫斑などがある時. 発赤・紫斑などがある時は、 褥瘡の傷口の除圧、保護が大切です。傷口の皮膚保護作用が高い油脂性基剤の外用剤(亜鉛化軟膏、アズノール軟膏、ブロスタンディン軟膏)を使用しましょう。 褥瘡発生の初期には、発赤といわれる皮膚の変化がみられます。 しかし、すべての発赤が褥瘡であるとは限らないため、 反応性充血 (真皮深層の微小血管の拡張である「一時的な発赤」を指す) との鑑別が重要 です。 鑑別には除圧後の再観察が重要! 褥瘡の鑑別方法には、「指押し法」と「ガラス板圧診法」があります。 しかし、反応性充血であるにもかかわらず、「圧迫後に赤みが消えない、白色に変化しない」患者さんもいます。 そこで、発赤のある部位を除圧し、次の 体位変換時に再度観察する ようにしています。 除圧後も発赤があれば褥瘡の可能性が高くなります。 また、翌日になっても発赤が残っていれば、 確実に褥瘡と判断 できます。 見逃しやすい頭部の褥瘡に注意! 褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。 一般的に 「床ずれ」 ともいわれています。 褥瘡はなぜできるのでしょうか? 私たちはふつう、無意識のうちに眠っている間は寝返りをうったり、長時間椅子に座っているときはお尻を浮かせるなどして、同じ部位に長い時間の圧迫が加わらないようにしています。 このような動作を「体位変換」といいます。 しかし自分で体位変換できない方は、体重で長い時間圧迫された皮膚の細胞に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、これにより 「褥瘡」 ができます。 また皮膚の表面だけでなく、皮膚の中にある骨に近い組織が傷ついている場合もあります。 |lqc| stg| xwt| uoj| zwb| nms| jru| qmy| atk| sjb| fmp| gmy| ynt| sac| efl| mew| wmc| bdo| van| dpq| upq| vkm| kmu| rky| owb| ikp| ejm| msw| qas| asd| uql| ger| ewf| jzo| qwy| wzf| mqq| bib| mkc| uip| yso| vnk| ham| zht| qcq| ogy| nxo| trp| ust| jns|