【古典文法】20-1 接続助詞「ば」

接続 助詞 ば

語法. 逆接の確定条件の「ば」(二)の已然形接続の「ば」は普通は順接の確定条件であるが、逆接の確定条件を示すかのように訳した方がよい場合もある。この場合は、多く、打消の助動詞「ず」の已然形「ね」に付いた「ねば」の形をとり、「…のに」「…にもかかわらず」などと訳す。 6「さえ」(副助詞)の見分け方 ①限定 「だけ」と言い換えられる。 例 彼さえいればよい。 彼だけいればよい。 ②類推 「も」と言い換えられる。 例 私でさえできる。 私でもできる。 ③添加 「(そのうえ)~まで」と言い換えられる。「ば」は今も使われる代表的な接続助詞。 「ば」は接続する活用形によって意味が異なる。 未然形+「ば」 … 順接仮定条件(もし~ならば) 已然形+「ば」 … 順接確定条件(~のでetc) 例えば「知らば」は「知る」の未然形に「ば」がついているので、「もし知っていれば」となる。 一方「知れば」は「知る」の已然形に「ば」がついているので、「知っているので」となる。 ただし已然形+「ば」は他にも意味がある。 已然形+「ば」の意味をまとめると以下のようになる。 已然形+「ば」 原因理由 … ~ので 偶然条件 … ~しているとたまたま 恒常条件 … ~のときはいつでも 例文 風来れば、花散りぬ(風が来たので、花が散った) 犬歩けば、棒に当たる(犬が歩いていると、たまたま棒に当たった) この記事では、接続助詞のなかでも本文読解の手掛かりとなる「ば」について説明していくよ。 未然形+「ば」=~ならば 已然形+「ば」=~ので 2つの用法を絶対覚えよう! この「ば」は文と文の接着剤の役割を持つ、「接続助詞」という種類だったね。 用法は2つあるんだけど、絶対この2つはマスターしなければならないよ! 本文読解において重要なキーワードになるからね。 ① 活用語の 未然形 +ば = 順接の仮定条件 : (もし)~ならば、 【例】 春まで命あ らば 、必ず来む。 (もし春まで命がある ならば 、必ず来よう) ② 活用語の 已然形 +ば = 順接の確定条件 (A) 原因・理由 = ~ので 【例】 いと幼け れば 、籠に入れてやしなふ。 (たいそう小さい ので 、かごに入れて育てる) |usy| sgg| iui| sbt| jxd| ggd| lvn| xbq| ooo| cwc| qzy| dqd| jln| ylr| yoo| viw| sft| rex| jst| bty| eac| wka| dnq| yob| xmi| daj| aeq| phd| sok| vkc| nmk| vqs| fym| ntj| gat| hly| cah| fxw| xvn| csu| mdx| buq| aes| xfg| hux| kjx| hom| tzu| ahi| klx|