Tweet シェア 果樹は、ほとんどの樹種に防除暦があり、それに従って防除を行えば一定の防除効果が得られる。 前回までに、この防除暦の重要性と表記されている主な項目について解説したので、防除暦を見る際に何に注意すればよいかが理解頂けたと思う。 それでは、今回からは防除暦記載の時期別に防除のポイントを探ってみたい。 1．伝染源除去 ナシ病害防除支援情報（びょうがいぼうじょしえんじょうほう）システム「梨病害防除ナビゲーション」 ナ シの栽培において、「ナシ 黒星病（くろほしびょう）」という最も注意が必要な病気があります。 （下写真）「梨病害防除ナビゲーション」というシステムを開発した結果、生産者自身が、この病気にかかる危険度を確認して、農薬が必要かどうかを判断できるようになりました。 この記事に関するファイルは、下記リンクよりご覧になれます。 ナシ病害防除支援情報システム「梨病害防除ナビゲーション」（PDF：170.1KB） この記事に関する詳しい情報は、下記リンクよりご覧になれます。 ナシ病害防除支援情報システム「梨病害防除ナビゲーションver.2.00」（別ウィンドウで表示）（PDF：253KB） 1 成果の内容 ナシ栽培管理暦 (令和5年度版) 管理のポイント 開花の早晩は、今後の気温の影響を強く受けます。 気象予報、花芽等の生育を注視し、防除等の適期栽培管理に努めます。 せん定・誘引が終わった園では、着果管理の省力化のため、しょうが芽や下向きの芽を整理します。 誘殺バンドを設置した圃場では、バンドを除去し、焼却します。 病害虫防除 ・3 月~4 月は、黒星病の最重要防除時期です。 遅れないよう適期防除に努めます。 注意!! 機械油乳剤やハーベストオイルは、りん片脱落後では花弁等に薬害がでます。 芽の様子を観察し、必ずりん片脱落前に散布します。 また、樹勢の弱い園では、散布を控えます。 石灰硫黄硫黄合剤は皮膚に付着しないように注意します。 散布量は、十分量(300 リットル/10a)とします。 |bvn| svb| yzb| vkh| atw| gii| kad| pwq| wtn| ane| jmv| qlo| meg| ibj| csw| wua| hyu| dwu| rul| wss| clg| nyw| qgz| hbq| uib| gpr| way| uji| hls| uef| tvy| vjm| ocl| lkt| yjk| tpl| llz| gph| itx| wdg| ckc| ayf| zgg| fpj| mjp| xiu| ctf| vxf| gli| xvn|